きれいな歯並びで結婚式を迎えたい、結婚前に治療を済ませておきたいなど治療を希望する理由は人によってさまざまです。成人矯正は「永久歯が揃っていて、虫歯や歯周病といったトラブルがない状態」であれば受けることが可能であり、婚活中でも問題ありません。しかし、注意点がありますので治療をご希望の方は事前にチェックしておくようにしましょう。こちらのページでは、婚活中に矯正治療を行うメリットやデメリット、注意点などを分かりやすくまとめました。現在婚活中の方はもちろん婚活を考えている方もぜひご参考ください。
婚活中でも治療は可能!歯列矯正を行う3つのメリット
婚活中に歯列矯正をすることで得られる主なメリットは以下のとおりです。
歯並びのいい状態で結婚式を迎えられる
結婚式は大勢の方に注目されるのはもちろん、写真を撮る機会も多いのが特徴です。歯並びが悪いことを気にして「うまく笑えない」「写真が苦手」という方は意外と多く、その前に歯列矯正をしたいという方が少なくありません。事前に歯列矯正をしておくことで式当日の不安を取り除くことができ、写真を見返したときも気持ちがマイナスになる可能性が低いといえるでしょう。
歯列矯正のための通院がしやすい
結婚して生活スタイルが変わるケースは多く、以前のように自分の予定を優先できなくなる可能性も大いにあります。歯列矯正は全体矯正であれば平均2~3年の通院が必要になり、メインの治療を終えたあともさらに2~3年程度保定期間の定期的なチェックが欠かせません。メインの治療中はワイヤー矯正であれば3~6週間毎、マウスピース型矯正の場合は1~3か月毎に通院が必要です。婚活前あるいは婚活中に済ませておくほうがいいといえるでしょう。
見た目や健康に気を使っているという印象を持たれやすい
歯列矯正は見た目の改善だけでなく、噛み合わせが良くなることで全身の健康にも良い影響を与えることが分かっています。理解のあるお相手であれば、その点に気を使っているとプラスな印象を持つのでより魅力的に捉えられるでしょう。
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婚活中は要注意?歯列矯正を行うデメリットや注意点について
歯列矯正をするうえでの注意点は、婚活にも影響する場合があります。メリットだけでなくデメリットや注意点も正しく把握しておきましょう。
表側矯正はお顔の印象が変わりやすい
歯の表面に固定式の装置がつく一般的なワイヤー矯正は、お顔の印象が変わりやすい傾向にあります。とくに金属タイプの装置が前歯にもついている場合は注意が必要で、残念ながらその姿を見て「痛そう」「怖い」といったマイナスな印象を持つ方もゼロではありません。
お顔の印象をできるだけ変えたくないという方には、透明な装置を使用するマウスピース型矯正やワイヤー矯正の一種である裏側矯正(舌側矯正)がおすすめです。
外食のタイミングに気をつける必要がある
矯正治療中は「歯が動く痛み」が発生します。痛みの感じ方には個人差がありますが、治療を開始したばかりの時期や調整から1週間以内は強い痛みを感じやすく、通常の食事だと噛めないという方も少なくありません。婚活中は以前よりも外食する機会が多くなる傾向にありますが、そのときに痛みが強いと食事を楽しめないどころか、感じるストレスによってお相手との関係が悪化する可能性もあるため注意が必要です。
マウスピース型矯正だと装置の装着時間が不足しやすい
マウスピース型矯正で使用する装置は1日20時間以上の装着が必要で、食事や歯磨きのとき以外ははめていなくてはいけません。お相手と会っている間は装置を外したいという声もありますが、装着時間が不足して治療が計画通りにすすまない可能性が高いため、1日20時間以上の装着が難しい場合は固定式のワイヤー矯正をおすすめしています。
表側矯正の場合は見た目の問題があるので、裏側矯正という選択もいいでしょう。「見た目の良さ」「滑舌や発音への影響の少なさ」「お手入れのしやすさ」など、重視したいことを事前に決めておくと納得のいく治療につながりやすくなります。
タイミングや状態によっては結婚式までに終わらない可能性がある
治療期間は歯並びの状態や治療範囲によって大きく左右されます。
例えば前歯の問題のみを解決する部分矯正は、全体矯正にくらべて治療期間が短いためタイミングを合わせやすいといえます。しかし、奥歯や噛み合わせの問題がみられる場合は部分矯正が選択できません。また、治療法に限らず治療の進み具合によっては延長が求められることもあるので、できるだけ早めの治療がおすすめです。
入籍後に引っ越しや転勤などがある場合は転院が必要
歯列矯正は長期にわたる通院が必要です。入籍後に引っ越しや転勤などがある場合は「転院手続き」をしなくてはいけません。歯並びがある程度並んでいる状態であっても正しく管理しないと後戻りがおこってしまうので、治療は中断せずに新たな通院先を事前に決めておくようにしましょう。
婚活中にも向いている装置は?
各装置の特徴を知っておこう装置によって特徴やメリット・デメリットは異なります。
外出や直接会う機会が増える婚活中はそうでないケースよりも「見た目を重視したい」という方が多い印象ですが、見た目がよくても発音や滑舌に影響したり、装置の装着時間が決まっていたりなど注意点があります。各装置の違いを事前に把握し、できれば「何を重視したいのか」についても決めておきましょう。お口の状態によっても適切な装置は異なり、場合によってはご希望の装置を選択できない場合もあります。
適切な治療法を決定するためには事前の精密検査が必要です。
ワイヤー矯正(表側矯正)
歯の表面にブラケットとよばれる装置を貼り付けて、そこにワイヤーをとおす方法です。1本1本の歯を固定できるため微調整がしやすく、幅広い症例に対応できます。装置が固定式で人目につきやすいという欠点がありますが、最近では白や透明の装置も増えて昔より選択しやすくなりました。歯列矯正を行っている歯科医院のほとんどで受けられる治療法であるため、将来転勤や引っ越しなどで転院が必要になった場合も安心です。
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裏側矯正(舌側矯正)
ワイヤー矯正の一種で、歯の裏面にブラケットを貼り付けて行う方法です。表側矯正の欠点を改良したもので、正面から装置がほとんど見えないためお顔の印象が変わる心配がありません。表側矯正と同じように幅広い症例に対応可能です。
デメリットとしては、装置が舌にあたって一時的に発音や滑舌が悪くなることが挙げられます。接客業や人前で話す機会が多い方はとくに注意しましょう。また、表側矯正よりも高い知識やスキルが求められる治療法であるため、取り扱っている歯科医院が限られています。
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ハーフリンガル矯正
ワイヤー矯正の一種で、上顎を裏側矯正(舌側矯正)で、下顎を表側矯正で行う方法です。
両方の欠点を改良したもので、上下裏側矯正(舌側矯正)で行うより費用を安く抑えられるというメリットもあります。デメリットとしては、裏側矯正(舌側矯正)と同じように取り扱っている歯科医院が少なく、転院予定の方には不向きな点が挙げられます。
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マウスピース型矯正
マウスピース型の装置を使った方法です。装置が透明でお顔の印象が変わりにくく、取り外しができることから食事やお手入れも今までどおり行えます。デメリットとしては、歯列全体を覆うタイプの装置であることからワイヤー矯正にくらべて微調整が難しい点と、装置の追加や治療期間の延長が必要になる可能性が高い点、歯並びの状態によっては選択できない可能性がある点が挙げられます。美しい歯並びで結婚式や結婚生活を迎えよう歯並びや噛み合わせを整える歯列矯正は、虫歯や歯周病といった問題がなければどのタイミングでも始められます。結婚後は生活スタイルが変化して通院がむずかしくなったり、歯科矯正にあまりお金がかけられなくなったりする可能性もありますので、余裕がある婚活中やその前に治療を済ませておくといいでしょう。
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美しい歯並びで結婚式や結婚生活を迎えたいという方は、ぜひ一度当院までご相談ください