歯科矯正に使用するワイヤーは、材質や形状、太さなどさまざまな種類があります。
ワイヤーサイズ
矯正治療の初期は一番細いワイヤーを使用します。
ワイヤーは細いほど、痛みも少ないですが、矯正治療開始時の歯が動き出す時期は
痛みが出る可能性があります。
そのあと、歯の動きにあわせてワイヤーサイズを太くしていきます。
ワイヤーの形状
治療の初期は、ラウンドワイヤーと呼ばれる、断面が丸いワイヤーを使用します。
綺麗に歯が並んでくると、断面が四角い角ワイヤ、レクトアンギュラーなどのワイヤーを使用します。
ワイヤーの材質について
材質についての詳しいものは、メーカーによって多少変わりますが、
治療初期によく使われるワイヤーはニッケルチタンワイヤーです。柔軟性があり、
ガタガタを綺麗に並べる段階で使用していきます。
そのあと、ステンレススチールワイヤー、コバルトクロムワイヤー等、ニッケルチタンより
硬く、曲げるなどの加工をすることで細かい歯の動きをします。
簡単な説明にはなりますが、ワイヤー矯正には「ただワイヤーを入れる」だけでなく、
「どのタイミングにどのワイヤーを入れるのか」が重要になってきます。
当院では、分析をした設計図から、どのワイヤーを使用し治療をすすめていくのかを入念に設定していきます。
綺麗に歯が並び、かつ、噛み合わせの改善も実現できる当院でのデジタル解析を使った矯正治療を受けませんか?