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歯科矯正によって老け顔になってしまうのはどうして?


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皆様、こんにちは。北大阪茶屋町ビル4階にある【梅田キュア矯正歯科】です。「歯科矯正をすると顔が老けるって聞いたけれど本当?」と気になってはいませんか。じつは、歯科矯正をすると歯並びが変化することはもちろん、顔貌が変化することがあります。今回は、歯科矯正で老け顔になる原因、歯科矯正で老け顔にならないためのポイント、歯科矯正で老け顔になった場合の対処方法、歯科矯正後に老け顔が改善されるケースを紹介します。


歯科矯正で老け顔になる原因

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まずは、歯科矯正により老け顔になったと感じる原因を解説します。

ほうれい線の変化

歯科矯正によって老け顔になってしまうのは、ほうれい線が関係していることが多いです。そもそもほうれい線とは頬と口の境目にできる線のことで、加齢によりお口周りの筋力が低下することや皮膚のハリがなくなることからできやすくなります。

そして歯科矯正でほうれい線ができるケースは、お口周りや頬の皮膚が余ることで起こります。たとえば、前歯が唇側に出ているような出っ歯(上顎前突)の場合はお口元全体が前方にでる傾向があります。長い時間お口周りの皮膚が引っ張られている状態から、歯科矯正により歯並びが整ったことで歯が内側に入った分お口周りの皮膚が余るケースはほうれい線ができます。また、お口元が出ている状態が改善されたケースでは、お口周りが痩せて見えることがありほうれい線ができたように感じることもあります。

噛み合わせが整った

噛み合わせが整うことで老け顔になったと感じることがあります。
噛み合わせが乱れていると、一部の歯に負担がかかることで歯ぎしりや食いしばりをする方も少なくありません。そのため、噛み合わせが乱れていると顎の筋力にも負担がかかるケースがあり、エラが張っているような角ばりにある顔貌になることも。しかし、噛み合わせが整うと顎の筋肉に負担がかかりにくくなるためエラが改善されて顔が面長に見えることがあります。その結果、顔貌が変わり老けたと感じることがあるのです。

抜歯

歯科矯正の際に抜歯すると老け顔になったと感じる方がいらっしゃいます。歯科矯正で抜歯の対象となるのは、中心の前歯から数えて4もしくは5番目の歯であることが多いです。抜歯をしてできたスペースに前歯を移動させることで徐々に歯並びが改善します。抜歯すると一時的に歯がなくなったスペースが原因で頬がこけたように見えることがあります。矯正治療が進むにつれて抜歯したスペースがなくなるため、老け顔も改善されることがほとんどです。

表情筋の衰え

表情筋が衰えると老け顔になることがあります。矯正装置が気になったり、歯並びが気になったりして笑顔が少なくなることはありませんか?他にも、噛み合わせが悪くてしっかり食べものを噛めない方は表情筋が衰える可能性があります。お口をしっかり動かして会話したり、食事をしたりしないと表情筋が衰えてしまいほうれい線やシワが目立つリスクが増えます。

唇の厚み

唇の厚みも歯科矯正により変化することがあります。唇の厚みは加齢により減る傾向があるため、唇が薄くなると老けたと感じるでしょう。出っ歯や受け口などでお口元が前方に出ていた場合は、唇が引っ張られて厚みがあるように見えます。しかし、歯並びが整ったことで唇はふくらみが少なくなり薄くなったように見えるため、老け顔と認識することがあるのです。

面長に変化したため

矯正治療することで、顔がこけたように見えることがあります。抜歯したことや、一時的な痛みにより食事がしっかりとれないなど理由はさまざまです。丸い顔から面長に変化すると老けたと思うかもしれませんね。

精密検査をしていない

精密検査とは、歯並びの状態や顎の骨の状態を調べる検査のことです。一般的なレントゲン撮影に加えて当院ではセファログラムという顎の骨や頭蓋骨、横顔のラインなどを診断できる精密検査も行います。すべての歯科医院に精密検査の機器が完備されているわけではありませんので注意しましょう。精密検査を行うことで矯正治療の不安を取り除き、理想の歯並びをめざしやすくなります。

歯科医師の技術不足

歯科医院の技術不足は矯正治療のゴールを左右いたします。当院では裏側矯正を得意としており、技術や経験も豊富です。他にも表側矯正、マウスピース型矯正も取り扱っていますのでお気軽にご相談ください。技術が豊富であれば、顔貌が崩れるリスクを避けることが可能です。

歯科矯正で老けた顔にならないためのポイント

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歯科矯正で老け顔にならないためのポイントは、以下が挙げられます。

カウンセリングする

歯科矯正をはじめる前に当院ではカウンセリングの時間を設けています。カウンセリングでは、歯科矯正のおおまかな流れや期間、選択できる矯正装置などを説明させていただきます。カウンセリングを受けることで、自分では思ってはいなかった歯並びの状態を知ることや向いている矯正装置が治療前にある程度は把握することができます。

歯科医院選びは慎重に行う

歯科矯正をする場合、矯正歯科を探すところからはじまります。歯科医院選びのポイントは以下を参考にしましょう。

・ご自宅から通院しやすい距離
・受けたい矯正装置を扱っている
・歯科医師やスタッフが信頼できる
・実績や技術
・費用設定やアフターフォーローの有無

これらのポイントは歯科医院のホームページで確認することも可能ですので、事前にチェックしておくとよいでしょう。実際に矯正歯科でカウンセリングを行う際に、話しやすい歯科医師やスタッフがいるのかもとても大切です。矯正治療は2~3年と一般的なむし歯や歯周病治療よりも期間の長い治療のため、歯科医師やスタッフとの信頼関係がある方が安心して治療が進められるでしょう。

通院を怠らない

歯科矯正は、選択する装置にもよりますがワイヤー矯正では3~6週間に1回、マウスピース型矯正では1~3ヶ月に1回のペースで通院いただきます。基本的にはご予約を取っていただき通院していただきますので、予約日にしっかり通院して歯並びを改善しましょう。マウスピース型矯正では通院の間隔が長めに設定されていますので、忙しくても通院がしやすいですね。

歯科矯正で老け顔になった場合の対処方法

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歯科矯正で老け顔になった場合の対処方法を紹介します。

口輪筋を鍛える

ほうれい線が目立つ場合は、マッサージやエクササイズを行ってましょう。お口周りの筋力(口輪筋)が衰えるとほうれい線ができやすくなるため、鍛えることが大切です。口輪筋は頬や舌、唇にある筋肉のことです。舌回しをしたり、お口を大きく動かせる「あいうべ体操」をしたり、パタカラ体操をしたりするのもよいでしょう。口輪筋を鍛えることは、よい歯並びを保つことにもつながります。

再治療をする

歯科矯正により老け顔になった場合は、もしかすると矯正治療の失敗や悪い歯並びに戻った可能性が挙げられます。そのため、歯科矯正を行った歯科医院にまずは相談してみましょう。その後、必要があれば再治療を行うことで歯並びはもちろん顔貌にも変化が現れることもあります。

歯科矯正後に老け顔が改善されるケース

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ここまでは歯科矯正で老け顔になる可能性を紹介しましたが、反対に歯科矯正で老け顔が改善されるケースもあります。歯科矯正で噛み合わせが整ったことで顎の筋肉への負担が減り、顔貌がより美しくなることも。他にも、出っ歯や受け口が改善されることで横顔が美しくみえるようになります。

まとめ

歯科矯正によって老け顔になるかもと心配されている方もいるかもしれません。このようなリスクを避けるためには事前に歯科医師と綿密な治療計画を立てましょう。わからないことがあればカウンセリングや治療中でも何でもご相談ください。

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