表側矯正

表側矯正とは

表側矯正とは、歯の表側にブラケットとワイヤーを固定する治療法です。
最もスタンダードな矯正法で、世界でも古くから臨床の現場で使われています。
歯を3次元的に大きく動かすのが得意な方法で、さまざまな症例に適応できるのが表側矯正の特長といえます。

表側矯正

梅田キュア矯正歯科の表側矯正の特徴

経験豊富な矯正医が治療を担当

梅田キュア矯正歯科では、日本矯正歯科学会を含む5つの学会に所属し、各学会で認定医を保有する矯正の歯科医師が表側矯正の治療を担当します。
定期的な研修と院内トレーニング・セミナーを実施し、厳しい臨床評価をクリアした歯科医師による質の高い表側矯正を提供します。

経験豊富な矯正医が治療を担当

表側矯正でもシミュレーション可能

梅田キュア矯正歯科では、表側矯正でもデジタルシミュレーションを活用し、患者様の症状とご希望に応じた治療計画を提供します。
デジタル矯正技術による、科学的根拠に基づいたEBMを提供することで、歯科医師の経験や勘に頼らない矯正治療を実現しています。

表側矯正でもシミュレーション可能

患者様のご要望に沿った治療計画をご提案

梅田キュア矯正歯科では、患者さん一人ひとりのご希望に合わせたオーダーメイドの矯正プランを提供しています。前歯だけの部分矯正にも対応しており、結婚式、成人式、留学などの重要なイベント前にはスケジュールのご相談も可能です。

難しい症状や、歯を大きく・早く動かしたい場合には「歯科矯正用アンカースクリュー」を併用する治療を行っています。
また、表側矯正の後半にはマウスピース型矯正(デザイン矯正)に切り替えるコンビネーション矯正(ハイブリッド矯正)もご提案できます。
患者様のライフスタイルやニーズに合わせた最適な矯正治療をご提供いたします。

患者様のご要望に沿った治療計画をご提案

表側矯正のメリット

適応できる範囲が広い

表側矯正は、ほとんどの症例に適応可能です。
抜歯を行って、歯を大きく移動しなければならない場合でも、問題なく治療できます。

適応できる範囲が広い

費用が比較的安い

表側矯正は、裏側矯正と比較すると費用が安いです。
それは標準的な器具と装置、技術を使って歯並びの治療を行えるからです。

費用が比較的安い

発音や滑舌への影響が少ない

ブラケットやワイヤーを歯列の外側に固定するため、舌の動きが制限されにくく、発音や滑舌への影響を最小限に抑えられます。

発音や滑舌への影響が少ない

鏡を見ながら歯磨きできる

表側矯正では、複雑な形態をした装置を鏡で見ながらブラッシングできることから、磨き残しが少なくなります。
口腔衛生状態を良好に保ちやすく、矯正中の虫歯・歯周病リスクも低減できます。

鏡を見ながら歯磨きできる

表側矯正のデメリット

装置が目立ちやすい

表側矯正の最大のデメリットは、装置が目立ちやすい点です。
口を開けた時にブラケットやワイヤーがむき出しとなるため、ひと目で矯正中であることに気づかれます。

装置が目立ちやすい

ワイヤーが粘膜を刺激しやすい

表側矯正では、金属製のワイヤーや結紮線(けっさつせん)、ブラケットなどが歯列の外側に設置されることから、唇や頬の内側の粘膜を刺激しやすくなっています。
歯並びや装置の状態によっては、口内炎が繰り返し発生することも珍しくありません。

ワイヤーが粘膜を刺激しやすい

口が閉じにくい

前歯部に設置されているブラケットやワイヤーが邪魔になって、口が閉じにくくなることがあります。
とくに出っ歯や口ゴボの症状がある人は要注意です。

口が閉じにくい

装置に食べ物が詰まりやすい

歯列の表側は、唾液による自浄作用が働きにくいため、食事の時に食べ物が詰まりやすく、ストレスを感じやすいです。

装置に食べ物が詰まりやすい

表側矯正の適応症

表側矯正は、次のような歯列不正・不正咬合に適応できます。

上顎前突(出っ歯)

上の歯が異常に前方に突出している状態です。
見た目の問題や、噛み合わせの悪さが気になる場合に、表側矯正で上の歯を適切な位置に戻すことが可能です。

上顎前突(出っ歯)

下顎前突(受け口)

通常は上の歯が下の歯よりも前にあるべきですが、その逆の状態を指します。
表側矯正を使って、下の歯を後方に、または上の歯を前方に移動させることで改善できます。

下顎前突(受け口)

叢生(乱ぐい歯)

歯が密集して重なり合っている状態です。
この状態は、歯磨きが難しく虫歯や歯周病になりやすいため、表側矯正でスペースを確保し、きれいな歯並びに整えることができます。

叢生(乱ぐい歯)

空隙歯列(すきっ歯)

歯と歯の間に隙間がある状態です。
これを表側矯正で歯を動かし、隙間を閉じて見た目を改善します。

空隙歯列(すきっ歯)

上下顎前突

上下の歯がともに前方に突出している状態です。
この場合も、表側矯正により歯を後方に移動させることで、バランスの取れた噛み合わせを作ることができます。

上下顎前突

開咬(オープンバイト)

上下の歯が接触せず、空間がある状態です。
これにより、食べ物を噛み切るのが難しいことがあります。
表側矯正で歯を適切に動かし、正常な咬合を回復させます。

開咬(オープンバイト)

過蓋咬合(ディープバイト)

上の歯が下の歯を深く覆い隠す状態です。
下の前歯が見えなくなっていることもあります。
これにより、歯や顎にストレスがかかることがあるため表側矯正で噛み合わせの深さを調整し、より機能的な咬合にします。

過蓋咬合(ディープバイト)

交叉咬合

上下の歯が正しく重ならず、一部が逆に噛みあっている状態です。
これを表側矯正で修正し、歯が正しく咬合するようにします。

交叉咬合

表側矯正はこんな方に向いています

  • 1. 目立つ矯正装置が気にならない
  • 2. 歯並びを効率良く治療したい
  • 3. マウスピース矯正では治すのが難しいと診断された
  • 4. 発音や滑舌への影響を最小限に抑えたい
  • 5. 矯正に費用をできるだけ安くしたい

表側矯正のよくある質問

表側矯正ならどんな歯並びでも治せますか?
ほとんどの歯並びに適応できますが、骨格的な異常に由来する歯並びは、外科矯正を併用しなければならないこともあります。
該当する症状がある方は、まず矯正歯科でカウンセリングおよび精密検査を受けることをおすすめします。
表側矯正の装置を目立たなくさせることはできますか?
できます。
具体的には、表面が白くコーティングされたホワイトワイヤーや透明なクリアブラケット、白色のセラミックブラケットなどをオプションで選択することで、審美性を高められます。
上の前歯の気になる部分だけ表側矯正できますか?
部分矯正で対応できます。
前歯だけの部分矯正なら、装置を固定する歯も一部に限定されるため、心身への負担を減らせます。全体矯正と比較すると費用が安く、治療にかかる期間も短くなります。
ただし、部分矯正では噛み合わせを改善することが難しいので、その点は事前に正しく理解しておく必要があります。
差し歯が入っていても表側矯正できますか?
矯正自体は行えますが、差し歯や被せ物の種類、状態によっては一度、取り外して仮歯の状態にしたり、矯正が終わった後に新しいものへと作り変えたりする必要が出てきます。
差し歯が入っているから表側矯正できないということはまずありませんので、その点はご安心ください。
表側矯正では抜歯が必要になりますか?
抜歯が必要になるかどうかは、患者様の歯並びや顎の骨の状態によって決まります。
精密検査を行った上で、歯をきれいに並べ直すためのスペースが絶対的に不足している場合は、便宜的に抜歯をするのが一般的です。
矯正法の種類によって抜歯の要否が変わるということは基本的にありません。
表側矯正はどのくらいの頻度で通院することになりますか?
一般的には1ヵ月に1回くらいの頻度で通院していただくことになります。
通院の度にワイヤーを調整して、矯正力を与えます。
表側矯正では比較的強い矯正力をかけることになるため、顎の骨の吸収と再生のサイクルを適切な速度で進めるためには、1ヵ月に1回くらいの間隔での調整が適しているのです。
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