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歯並びがそんなに悪くなくても矯正できますか?


笑顔

矯正治療といえば歯並びが悪いことを気にされている方がするだけというイメージをお持ちではないでしょうか?ここで言う歯並びが悪いとは、主に目立ちやすい前歯に関してであることが多いと思います。


しかし、歯並びで重要なのは前歯だけではなく奥歯も機能として重要になります。
咬むという作業が口の中で行われるに際し一番力を負担している歯は第一大臼歯いわゆる6歳臼歯と呼ばれている歯になります。
もしこの歯の位置が正しいところになく、正常に咬み合わせに参加できていなかったならば、その分の負担が周囲の歯にかかってしまうことになります。
過大な負担がかかってしまった場合、その歯の寿命は短くなってしまう恐れがあります。
そのため、目立って歯並びが悪いわけではなくとも矯正治療を行った方が口の中のQOLの向上に資する場合があります。


他にも、歯並びはそこまで悪くないけど口元が出ていることが気になる、Eラインを綺麗にしたいとお考えの方もいらっしゃると思います。矯正治療を行うことによって、前歯を後ろへと下げることにより口元を引っ込め、Eラインを整えるということも可能です。


笑った時に歯茎が見えてしまういわゆるガミースマイルの改善にも矯正治療は有効です。
ガミースマイルは出っ歯や咬み合わせが深いことにより生じやすい症状ですが、矯正治療によって出っ歯や咬み合わせの深さを改善することができ、それによってガミースマイルも治すことが可能になります。



また、少し歯並びが気になるけど上下の歯全部に装置を着けて大掛かりに矯正治療を行うのは及び腰になってしまうという場合では、部分矯正やマウスピース矯正といった治療方法を取ることで目立ちにくく治療を行うことも可能です。
部分矯正では、前歯の気になる場所とその周辺の歯だけに装置を装着して治療を行うため全体矯正よりも目立ちにくく治療を受けることが可能です。
ただし部分矯正では、歯並び全体を修正することはできないため、歯を並べるためのスペースが不足している場合には前へ出すことによって改善を図るため口元を下げたいといった要望にお応えすることは難しくなってしまいます。


また、マウスピース矯正は透明なマウスピースの装置をお食事中や歯磨きをする時以外の時間に装着していただくことで歯並びを改善させていく矯正治療です。1日20時間以上装着していただくことが必要になるため、患者様自身の管理とモチベーションが大変重要になってきます。

まとめ

以上のように、歯並びがそんなに悪くなくても矯正治療を行った方が良い場合や気になる場所はあるけど大掛かりに治療をするのは気が引けるといった方に適した矯正治療の方法もありますためもし気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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