唾液の作用について、皆さん、意外と知らない方も多いのではないでしょうか❔🦷
なかなか知られていない、唾液の働きについてお話します✨
唾液の働き
- 消化作用(消化を助ける成分がある)
- 溶解作用(食べ物の味を感じやすくする)
- 円滑作用(飲み込みやすくする)
- 自浄作用(食べかすを洗い流してくれる)
- 粘膜保護作用(口の中を保湿し、保護する)
- 再石化作用(溶けかかった歯を補修する)
- Ph緩衝作用(飲食後に酸性にかたむいた口腔内を中和し、戻そうとする)
- 抗菌作用(口腔内の細菌の増殖を抑えて虫歯や口臭を防ぐ)
このように唾液の働きは多くありますが、
唾液の成分に含まれている成分「アミラーゼ」により、消化を助けているというのは、
学生の時に学んだ方も多いのではないでしょうか👨🎓✨
他にも、唾液によって虫歯のリスクが下がるということは意外と知られていない事かもしれませんね。
しかし、唾液は40代から徐々に分泌量が減少してしまいます。
また、口呼吸をされる方は、口腔内が常に乾燥している状態になりますので、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
唾液量が少ないと、口臭がきつくなったり、消化作用も減少しますので、胃に負担がかかってしまいます。
唾液を出しやすくするにはどうすればよいのか・・・
それは、食事の時によく噛むことが重要です🌸
普段から水分を多めに取り、よく話す、口や舌を動かす、口呼吸を控えることが重要になってきます。
咬み合わせが悪い方、口が閉じづらい方はもしかしたら、矯正治療が必要かもしれません。
矯正治療は、見た目を改善したいと思ってご来院いただく方がほとんどですが、
実は噛み合わせ等の機能改善のためにかなり重要な場合が多いです。
このブログを読んで、気になった方はぜひ、当院にご相談ください🦷🍀✨