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投稿日:2023/05/09

口の形と歯並びの関係性

口元の見た目にコンプレックスを抱えている方の中には「口元が盛り上がっている」「下の唇だけが前に出ている」など様々なお悩みがあるかと思います。
口元の形は、顔つきや表情、感情の表現などの印象を大きく変えてしまうことがあります。口の形が前に出ていると感じている方は、もしかしたらその原因は歯並びによるものかもしれません。今回は唇や口角などの口元の形と歯並びの関係についてご紹介します。


唇の形から見る歯並びの影響について

①上唇が前に出ている


上唇が前に出ている場合は出っ歯が原因になっていることが多いです。出っ歯の方は、歯が前に出ているので、唇が閉じにくいため、口呼吸になりやすい歯並びです。

歯並びは頬や唇、舌などの筋圧が適切にかかることでバランスをとっていますが、口呼吸は、唇に締まりがなくなり「お口ぽかん」の状態になりやすく、口元のたるみや筋肉の衰えに繋がることで歯並びが悪化してしまうことがあります。

②下唇が出ている場合


下唇や下顎が出ているような口元は、受け口が原因になっていることがあります。骨格的な遺伝の場合もありますが、日常的な癖が原因で下顎が出てしまうこともあります。たとえば、舌を前に出すくせが続くと下の前歯を押してしまい、かみ合わせがずれて受け口になってしまうこともあります。また、噛み合わせが悪いことが多く、前歯で噛みきりにくいことや、サ行などの滑舌が悪くなるなどのデメリットがあります。受け口は自然に治ることはなく、顎の成長が進むことで悪化していくため、早めに治療を受けることがおすすめです。

③上下の唇が出ている場合


上下の唇が前に出ていることがあります。この状態は、歯並びが前に出ている出っ歯が原因であることがあります。口ゴボと呼ばれることがあり、上下どちらかの前歯や、上下両方の前歯が口元を前に押し出している状態のことを指します。これが起こることによって、全体的に口元が膨らんで見えるため、目立ちやすくなります。

口元の形が変わる歯並び

1.出っ歯(上顎前突)


出っ歯は上唇が突出しているため、口を閉じる際に口角が下がって見えます。

前に突出した顎や歯は、口元や顔つきを大きく変えるため、矯正治療の後には顔の印象が変わりやすい歯並びです。

2.受け口(下顎前突・反対咬合)


受け口は下顎や下の前歯が前に出ているため、口元がしゃくれている印象に見えます。また、下の唇が前に突出することで、口を閉じにくくなり、口を閉じると不自然な口の形になりやすいことがあります。

3.口ゴボ(上下顎前突)


口ゴボは上下の顎と歯が前に出ている状態を指します。上唇が前に出ていることで口角が下がり、下唇を閉じる時に力が入るため、顎の先のオトガイ部に「梅干しジワ」と呼ばれる凸凹したシワがよりやすくなります。

4.叢生(乱杭歯)


歯並びが凸凹しているため、唇の表面が膨らんだり、内側に凹んで見えることがあります。凹凸の度合いが大きいほど唇の閉じやすさや、顔つきに影響を及ぼすことがあります。

5.開咬(オープンバイト)


奥歯が噛んでいて、前歯が噛み合っていない噛み合わせのことです。前歯が噛んでいないため、口がぽかんと開いてしまう癖がつきやすく、口呼吸になり、口周りの筋肉が衰えやすい傾向があります。

口の形を理想的な状態に改善する対処方法

1.矯正治療を受ける

①小児矯正


成長期の子どもさんは、永久歯が生える前に顎の成長を促すことができます。顎の成長をコントロールすることや、口呼吸や舌癖などを早い段階で改善することで歯並びの悪化を未然に防ぐことができる可能性があります。小児矯正は成長過程に合わせて、顎の成長をサポートする1期治療から始まり、さらに改善が必要な場合に2期治療へ進みます。成人矯正は小児矯正の2期治療に当たります。

②ワイヤー矯正


ワイヤー矯正は多くの不正咬合に対応することができる矯正治療です。直接歯に装置をつけて、ワイヤーを通して適切な力をかけることで歯を動かします。従来のブラケット装置は金属の装置が多かったのですが、矯正中の見た目を考慮して白や透明のブラケットやワイヤーを選択することができます。また、歯の表面に装置を装着する表側矯正は従来のワイヤー矯正ですが、歯の裏側にブラケットを装着する裏側矯正は見た目をほとんど変えないため、周囲に気づかれずに治療することができます。

③マウスピース矯正


患者様のお口に合ったマウスピースを製作し、定期的に新しいマウスピースに交換しながら歯を動かしていく矯正治療です。取り外しができるため、食事や発音、歯磨きは今まで通り行うことができます。また、透明なプラスチック素材であるため、矯正治療中の見た目もほとんど気になりません。さらに、金属を一切使用しないので金属アレルギーの心配がありません。ただし、決められた使用時間を守ることや、お手入れをすることなど、患者様本人の管理が必要です。

2.口元の筋力トレーニングをする

口元の筋力トレーニングは矯正専門の歯科医院で受けることができます。衰えている口元の筋肉を回復させて、適切なバランスの筋力に改善することが目的です。また、舌の筋力が衰えていると、舌が適切な位置にない場合があります。歯並びを悪化させる舌癖があることが多いため、舌の位置を改善させるトレーニングをする場合もあります。このような、患者様の歯並びの状態に合った効果的な筋力トレーニングを受けることができます。

3.生活習慣を見直す

①口呼吸


口元の筋肉が衰えると口呼吸になっている可能性があります。口呼吸は口を閉じることを意識するだけでもある程度は改善ができます。ただし、慢性的なアレルギーや鼻炎があり、長い期間鼻呼吸ができない状況の方は、耳鼻科で治療することが必要になる場合もあります。

②舌癖


舌が前に出る癖や、舌の位置が正しくないと舌の圧力が強く加わり、歯並びが悪化しやすくなります。舌が前歯に当たっていることや、下顎に舌が落ちていないかを確認してみましょう。

③姿勢の悪さ


姿勢の悪さは、顔のゆがみや噛み合わせの悪化を招きます。無意識のうちに頰杖をつくことや猫背になっていないかを注意しましょう。

④表情筋を動かす


顔の筋肉は加齢によって衰えますが、使わないことでも衰えることがあります。リモートワークやデスクワークなどで、会話をする機会が少なく、無表情の時間が長くなってしまう場合は、口元や頬の筋肉がたるみやすくなることがあります。意識して口を動かして表情筋を動かすようにしましょう。

⑤よく噛んで食べる


よく噛んで食べることは、消化を助けるだけでなく口周りの筋肉を効率よく鍛えることができます。特に成長期の子どもさんは、よく噛んで食べることが顎の発達を促し、バランスの良い歯並びを育てることにも繋がります。できるだけ左右に偏りがないように、よく噛んで食べましょう。

まとめ

口元が膨らんでいることやくぼんでいる場所の歯並びは凸凹していないでしょうか?出っ歯や受け口などの歯並びや噛み合わせのズレが、口の形や顔のバランスに影響を与えている場合には、矯正治療を受けることで改善できる可能性があります。また、日常の生活習慣を見直すことも大切です。口呼吸や舌癖、姿勢の悪さなどが口元の形を悪化させる要因となることがあります。矯正治療を受けることで、突出した口元が改善すると口元の印象が大きく変わります。見た目のコンプレックスを感じない綺麗な口元になり、バランスの良い噛み合わせは、健康面でも良い影響があります。口の形が気になる方や、歯並びが悪いかもしれないと感じている方は無料カウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

そして、歯列矯正に興味がある方、気になっている方もぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(゜レ゜)
心よりご来院お待ちしております!!

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