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老化でガミースマイルになるという話があるけどなぜ?


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ガミースマイルと老化にはどのような関係があるのでしょう?
現在ガミースマイルに悩んでいる方もそうでない方も、キレイな口元には関心があるかと思います。今回は老化とガミースマイルの関係性についてお話していきます。


<ガミースマイルってなに?>

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ガミースマイルとは、ニコッと笑った際に上の歯ぐきの幅が3ミリ以上見えてしまうことをさします。通常、歯ぐきは歯に覆いかぶさっているのでほとんど見えないか、見えても1.2ミリ程度になります。3ミリ以上見えてしまうガミースマイルの場合、笑顔になったときの歯ぐきが強調されがちです。

<老化とガミースマイルにはどんな関係性がある?>

年を重ねて老化したときにガミースマイルになるということはありません。つまり、老化とガミースマイルに関係性はありません。では、なぜガミースマイルと老化について話題になっているかというと、年齢を重ねるごとに歯周病にかかるリスクや歯周病が進行してしまうことでガミースマイルになることがあるためです。老化が理由になっているのではなく、歯周病とガミースマイルに関係があるということです。

<歯周病になるとガミースマイルになるの?!>

老化が直接的な原因となってガミースマイルになることは考えにくいです。しかし、年を重ねることで歯周病が進行したりかかりやすくなるリスクが高まると、ガミースマイルになるかもしれません。歯周病になり早期に治療をすれば完治も早いのですが、そうしなかった場合歯周病はどんどん進行して歯が揺れ動いてくるようになります。歯が前方に動いてくると、出っ歯のような状態になりますので上唇がグッと上に持ち上がりやすくなります。このようになると、以前よりも歯ぐきの見える範囲が広くなるのでガミースマイルとなります。その他にも、歯周病に加えて正しい噛み合わせでなかったり、歯ぎしりなどのクセを持っている方であれば歯が動きやすくなります。こちらも同じようにガミースマイルをつくってしまう因子と言えます。

<歯周病が理由で起こるガミースマイルを防ぐ2つの条件>

歯周病によってガミースマイルになる可能性があることは先にご説明した通りです。では、加齢とともにリスクが高くなる歯周病が原因で起こるガミースマイルを今のうちから予防することはできるのでしょうか?結論からお話すると、今から防ぐことは可能です!歯周病は20歳を過ぎるとほとんどの人が感染すると言われています。しかし、歯周病にはレベルがあるので感染しただけで何か問題が起きるというわけではありません。年齢を重ねながら健康な状態をキープすることはできます!そのために必要なことは、毎日のホームケアが欠かせません。1日2回以上、食後のブラッシングがとても重要です。使用するアイテムは手動の歯ブラシ、電動ブラシどちらでも構いません。磨き残しがないようにしっかりと取り切ることです。
2つ目は、定期検診とクリーニングを受けることになります。3ヶ月に一度は歯科クリニックを受診してむし歯や歯周病になっていないかチェックをしてもらいましょう!早く異常が見つかれば早期に治療ができ、重度の歯周病に進む前に治療を終えることができます。また、ホームケアで取り切れていない溜まった汚れもキレイにクリーニングして貰えるメリットがあります。
この2つの条件を大切に守ることで、歯周病からのガミースマイルのリスクは限りなく低くできます。ぜひ、これから取り組んでいきましょう!

<ガミースマイルになる5つの原因>

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ガミースマイルと歯周病の関係についてはお話しましたが、他にもガミースマイルを引き起こす原因となるものがありますのでご説明していきます。

1.【あごの骨格】

上あごの骨が発達し過ぎているケースです。

あごが大きく成長し過ぎているため、上下で唇が閉じ切れなかったり、上唇がめくれ上がりやすくなります。そのため、上の歯ぐきの見える範囲が広くなるためガミースマイルへとなります。

2.【出っ歯】

歯並びに原因があり、特に出っ歯の状態で上の前歯が前突した状態でも上唇がめくり上がりやすくなります。こちらも歯ぐきの見える範囲が通常よりも広くなりガミースマイルになりがちです。

3.【深い噛み合わせ】

上下の歯が正常な噛み込みよりも、グッと深く噛み込んでいる方もいます。過蓋咬合やディープバイトなどと言った呼び方をしますが、このようなケースの歯並びでは上の歯ぐきが見えやすくなります。

4.【歯の長さが短い】

元々、生まれ持った歯の特性的に歯が短かったり小さい方がいます。歯と歯ぐきの見える相対的なバランスが影響して歯ぐきが目立ちやすくなることもがあります。

5.【筋肉が発達している】

ニコッと笑った時に上唇をグッと上に持ちあげる筋肉が発達し過ぎていると上唇のめくれる量が大きくなります。持ちあがり過ぎてしまうと自然と歯ぐきの見える量も増えてしまい、ガミースマイルになってしまいがちです。

<ガミースマイルを治すにはどうしたらいい?>

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ガミースマイルを治療するには、原因に合わせた対処法が効果的な改善策となりますので、原因別にご説明していきます。

【出っ歯や噛み合わせ】

ガミースマイルの理由が出っ歯や噛み合わせにある場合、歯並びを改善させることでガミースマイルを治すことができます。一番効果的な方法としては、歯並びや噛み合わせが正しく整うよう矯正治療で治してあげることです。

矯正治療の方法は複数ありますので、自分の希望するやり方や予算に合わせて選ベるよう矯正医に相談してみましょう。

【あごの骨】

骨格に原因がある場合には外科的な治療が必要になります。大きく発達し過ぎている部分や余分な部分を形成してあげることで、正常に近いあごの骨の大きさにすることができます。口腔外科や美容外科など骨を扱う専門の医師と相談をする必要があるでしょう。

【歯の大きさ】

歯が短く小さかったり、正常な形態とは異なるケースでは歯の形を整える処置が考えられます。歯を削りその上から被せ物をつけることで、正常な歯の形に近づけることができます。歯の大きさが整うと、笑ったときに見える歯ぐきとのバランスもよくなり見た目も改善されるでしょう。しかし、歯を削るというダメージがあります。

【筋肉の発達】

唇をあげる筋肉の発達が強過ぎる場合、ボトックス注射で筋力を弱めることができます。ボトックス注射は歯科クリニックでは対応していないところも多いため、美容外科などで相談することになります。

<ガミースマイルをそのままにするとどうなるの?>

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ガミースマイルを放置したからといって大きな問題が起きるわけではありません。しかし、多くの人が抱える一番の問題点としてはやはり見た目のコンプレックスになります。笑顔に自信が持てなくて矯正治療を始める方もいます。反対にガミースマイルを個性やチャームポイントと捉えている方もいらっしゃいます。どのように感じるかは個人差がありますが、歯並びが原因で起きているガミースマイルは矯正治療をすることでキレイな口元に整えることができます。まずは、何に悩んでいるのか自分なりによく考えてカウンセリングから始めてみるのもいいかもしれません。ガミースマイルは上下の唇が閉じきらず口の中が乾燥しがちだったり、口臭の原因やむし歯のリスクを高めることになっていることも事実です。ガミースマイルを治療することで健康面でのメリットも得られます。

<まとめ>

今回は、ガミースマイルと老化の関係性についてお話をしました。直接的な関係性がないことはお分かり頂けたかと思います。しかし、同時に歯周病とガミースマイルの関係と予防策についてもご説明しました。他にもご不明な点やご自身のお口の状態で聞いてみたいことがあればカウンセリングも行っておりますので、お気軽にご連絡下さい。

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