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投稿日:2023/05/07

歯のザラザラした不快感と歯並びの関係

みなさんは「舌で触ると歯の表面がザラザラしている」「歯のザラついている部分に汚れが付きやすい」などの”歯のザラつき”を感じたことはないでしょうか?
歯の表面や隙間がザラザラしていると違和感や不快感があるだけでなく、様々なお口の中のトラブルを引き起こす可能性があります。今回は、歯がザラザラしている原因や、歯並びとの関係性、ザラザラしている所の対処法についてお話しします。


歯がザラザラしている5つの原因

1.歯垢や歯石がついている


歯の表面やすき間がザラザラしている原因として一番多い原因は、歯垢や歯石などの汚れがついていることです。歯ブラシが届きにくい部分に残ることが多く、時間が経つと石灰化して硬い歯石に変わります。歯石は軽石の様にザラザラした質感なので、汚れも付着しやすくなります。また、歯石は歯ブラシは除去ができず、歯科医院でクリーニングする必要があります。プラークが増殖すると、歯石の量も増えやすくなります。また、プラークや歯石の沈着した歯ぐきは炎症を起こし、歯周病を引き起こします。また、歯垢の中にいる細菌が酸を出し、虫歯になってしまうことや、口臭を悪化させることもあります。

2.歯の表面が傷ついている


歯の表面に細かい傷があると、プラークの付着や歯石の沈着が悪化する可能性があります。また、口腔内の環境が悪化すると虫歯や口臭に繋がることもあります。歯に傷がついてしまう原因は、日常の強いブラッシングや、歯磨き粉の研磨剤など、物理的な刺激が歯に加わることで起こりやすくなります。歯磨き粉の成分の中には、着色汚れを落とすために研磨剤が含まれているものがあります。研磨剤の粒子が荒いものだと、歯磨きの力加減によっては歯の表面を傷つけてしまうことがあります。

3.ステインやタバコのヤニ


毎日の食生活や、喫煙による生活習慣から歯の色が黄ばむことや黒ずむことがあります。タバコの場合は喫煙によるヤニの付着、食事では、色の濃いものを飲食することで、ステイン(着色汚れ)や歯の黄ばみを起こすことがあります。タバコのヤニやステインなどの茶色い色素は、口の中がザラザラになりやすく、口腔環境が悪化しやすくなるため、口臭も強くなることがあり、虫歯や歯周病に発展することもあります。また、見た目の印象も年齢より老けて見えたり、不潔な印象になったりします。これらの色素沈着は、歯磨きやうがいだけでは除去が難しく、歯科医院で専用の機械を使用してクリーニングする必要があります。特に歯の裏側などに付きやすく、ザラついた舌触りの原因となることがあります。

4.初期の虫歯


初期の虫歯は自覚症状がほとんどなく、自分で気づくことが少ないのですが、歯の表面が溶けて白く白濁し、歯の舌触りがざらざらした状態になることがあります。この段階では、しみたり痛みが出たりすることがほとんどなく、気がついて歯科医院を受診する方はとても少ないです。定期的に歯科検診を受けることで、早い段階で初期の虫歯を発見することができます。

5.詰め物や被せ物の不具合


詰め物や被せ物が欠けていたり、外れている場合は舌で触るとザラつきや、隙間が生じて段差を感じることがあります。放置しておくと汚れがたまりやすいため、2次的な虫歯の原因になることがあります。違和感を感じた時には早めに歯科医院で治療を受けて改善するようにしましょう。

歯のザラザラした不快感と歯並びの関係

歯並びが悪い場合、歯の凸凹している部分にプラークや歯石が沈着しやすい要因となることがあります。歯が重なっている場所や傾きや捻れがある場所は歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病を引き起こすこともあります。また、歯並びによっては口呼吸になり、口の中が乾燥するため唾液の自浄作用や、抗菌作用が働きにくくなることで、口腔環境が悪化しやすい傾向があります。そのため、歯並びを改善することで、清掃性の良い口腔環境にすることができます。また、噛み合わせの悪さは、一部の歯に強い力がかかることで詰め物や被せ物の変形を起こすことや、歯をすり減らして欠けてしまうことがあります。矯正治療は期間がかかる治療ですが、噛み合わせや歯並びが整うことで、長い目で
見ると歯の寿命を伸ばしてくれるメリットがあります。このように歯並びを改善することで、ザラザラする原因を改善できる場合があります。

歯のザラザラを予防するために大切なこと

1.毎日のセルフケア


毎日歯磨きをしているのに、舌で触ると歯がザラザラしているという経験はないでしょうか?じつは、歯ブラシだけで歯磨きをしても6割程度しか磨けていないというデータが
あります。さらに残っている汚れを落とすためには、デンタルフロスやタフトブラシなどの補助用具を使うことがおすすめです。歯と歯の間にはデンタルフロスや歯間ブラシが使いやすく、歯並びが重なっている部分や奥歯の裏側、歯と歯ぐきの境目などは毛先の小さいタフトブラシを使うと歯垢が落としやすくなります。また、強い力をかけて磨くと、歯に傷がつくことがあります。

歯磨きの際には、歯ブラシが大きくたわまない程度の力で優しく汚れを落としましょう。具体的には100g程度の力加減が理想的とされています。歯ブラシの持ち方を鉛筆を持つような持ち方にすると、強い力を抑えることができ、歯を磨く時の力のコントロールをしやすくなります。また、歯の傷が気になる方は歯磨き粉の研磨剤が無配合のものを選ぶこともおすすめです。

2.定期的な歯科検診を受ける


初期の虫歯や歯周病は痛みなどの自覚症状のないまま進行する傾向があり、痛みを強く感じるようになって気がついた時には重症になっていることが多くあります。症状がないうちに歯科検診を受けることで、効果的なセルフケアの指導を受けることや、歯石やプラーク、ステインを除去することで、トラブルが起こる前に予防をすることができます。
また、初期の虫歯や歯周病に関しても早期発見・早期治療ができます。早い段階で治療ができると、結果的に通院期間も短く、費用も抑えることができます。

3.定期的なクリーニングを受ける


毎日セルフケアをしていても、時間が経つと歯石やステインなどが沈着します。歯磨きでのセルフケアでは除去することができないため、歯科医院で専門的なクリーニングを受ける必要があります。また、歯科医院のクリーニングでは市販のものよりも高濃度のフッ素を塗布し、歯の細かい傷や初期の虫歯の再石灰化を促すこともできます。食習慣や生活習慣によっては、歯石や、ステインが短期間でつきやすい方や歯石や歯垢が付くことで、体質的に虫歯や歯周病に罹患しやすい方もいらっしゃいます。特に歯科検診でそのような注意を受けた場合には、定期的に予防していくことがおすすめです。

まとめ

歯の表面やすき間がザラザラしている時には、不快感があるだけでなく、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。小さな不快感に感じることかもしれませんが、虫歯や歯周病、歯の喪失に繋がってしまうこともあります。また、歯並びや噛み合わせの悪さが、歯のザラザラを引き起こす要因になっている場合もあります。原因によって対処法も変わってくるため、まずは歯科検診を受けるようにしましょう。当院では患者様のお口の状態に合ったクリーニングや、お手入れ方法をご提案し、矯正治療後のサポートをいたします。矯正治療後にも、お手入れを続けていくことで、健康で綺麗な歯並びとお口の状態を維持していくことができます。矯正治療をご検討の方は、無料カウンセリングがございますので、お気軽にご相談ください。

そして、歯列矯正に興味がある方、気になっている方もぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(#^.^#)
心よりご来院お待ちしております!!

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