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知らないと怖い!?噛み合わせと全身の関係


梅田キュア矯正歯科

正しい噛み合わせは笑顔や歯の健康だけでなく、全身にも影響を与えることがあることをご存知でしょうか。本記事では、噛み合わせが全身に与える影響やその理由、そして口腔内だけでなく全身の健康を促進する噛み合わせを改善する方法についてご紹介いたします。

正しい噛み合わせとは


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正しい噛み合わせとは、大まかにいうと「歯が適切な位置にあり、咬むときに上下の歯が適切に接触する状態」です。これは、噛むときに全ての歯が均等に負荷を受け、一部の歯や顎関節に過度なストレスがかからないことを意味します。

具体的には、

・上顎の歯が下顎の歯よりも外側にある
・咬んだ時に、上下の前歯〜奥歯までが均等に正しく接触している
・歯の位置や噛み合わせの深さに問題がない

等が挙げられます。

正しい噛み合わせは、食事の際に咀嚼を効率的に行うことで消化を助け、顎の関節や口腔周囲にある筋肉の正常な機能を維持するためにも重要です。また、発音や口元の美しさにも影響を与えます。しかし、噛み合わせに問題があると、口腔内のみならず全身にいくつかの問題が起こる可能性があるのです。

悪い噛み合わせが引き起こす問題点

噛み合わせが悪いと、以下のようなさまざまな悪影響が生じる可能性があります。

歯並びの悪化

歯並びは、正常でない噛み合わせによって悪化してしまうことがあります。これは例えば、下の前歯が上の前歯に強く接触することで、上の前歯が突き上げられるようにして出っ歯気味になるケースが挙げられます。
また、このような不正な歯の移動に伴い、隣接する歯の傾斜や重なりなどの症状が生じる可能性もあるため、早期の改善が必要です。

咀嚼機能、消化の低下


噛み合わせが正しくない場合、食事の際に咀嚼が不十分になることも少なくありません。十分な咀嚼が行われないと、食べ物の分解が不十分な状態となり、消化器系の負担が増加します。これは胃腸の不調や消化不良の原因になることもあるのです。

顎関節症


噛み合わせの問題によって顎関節に対し過度な負担がかかり続けていると、「口を開けると関節が痛む」「顎がカクカク鳴る、音がする」などの症状がみられる顎関節症を引き起こすことがあります。これにより、顎の痛みや不快感、開口障害などが生じることがあります。

歯の摩耗


上下の歯が適切に噛み合っていない場合、一部の歯に過度の圧力がかかってしまい歯の摩耗が進行する可能性があります。これは、歯茎が退縮や歯を支える骨(歯槽骨)への損傷、歯周病の悪化などにも繋がる可能性があります。さらに、最悪の場合歯が破折して保存が困難となり、抜歯せざるを得ないことにも繋がりかねません。

肩こりや首の疲れ


全ての原因が噛み合わせとは限りませんが、噛み合わせが不適切な場合、肩や首のこりが生じることもあります。これは、噛み合わせが悪いことで顎の筋肉に緊張が起こり、そこから繋がっている首や肩にも症状が連鎖してしまうことが原因です。

睡眠の質の低下


噛み合わせの悪い状態が続くと、口腔周囲に存在する筋肉や神経の緊張が続きやすいことから、自律神経の乱れの一因になる可能性も考えられます。つまり、無意識下の睡眠時にも悪影響を与え、睡眠の質を下げてしまうこともあると言えます。

こんな症状があったら要注意!

・ 受け口で、下の歯が上の歯よりも外側にある
・出っ歯の症状があり、前歯が突出して唇が閉じにくい
・上下の前歯が噛み合わず、切端で接してしまう
・犬歯の位置が不正な八重歯がある
・前歯、または奥歯で噛めない
・噛み合わせが深く、上の歯が下の歯に深く覆い被さっている
・歯並びが悪く、ガタガタの程度が大きい
・一部に大きく捻れていたり、傾いている歯がある

上記は、いずれも不正咬合と呼ばれる症状に当てはまる歯並びや噛み合わせです。もし1つでも当てはまっていた場合には、噛み合わせに問題が生じている可能性が高くなります。

矯正治療はなぜ必要?

矯正治療は歯並びを綺麗にするという、所謂審美目的の治療という印象が強くありますが、本来矯正治療とは歯列の美しさだけでなく、噛み合わせを改善することによる口腔機能の向上が含まれています。つまり、歯並びを整えるとともに噛み合わせのバランスを改善し、不正な噛み合わせなどによる悪影響を排除する、というのが矯正治療の大きな役割です。近年では、年齢や性別を問わず、「笑顔に自信を持ちたい」という理由だけでなく、「自分の歯で生涯健康に過ごしたい」といった希望などから、幅広い理由で矯正治療を受ける方が増えてます。審美的な問題だけではなく、噛み合わせなど機能的な面から歯並びや噛み合わせを改善したい方は、まずは矯正歯科医によるカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

正しい噛み合わせを維持するためには

矯正治療で噛み合わせになったとしても、その後再度歯並びが戻ったり、噛み合わせがズレてしまうことがあります。正しい噛み合わせを維持するためには、以下のことを守ることも重要です。

リテーナー(保定装置)の使用

矯正治療後は矯正装置(ブラケットやワイヤー、マウスピースなど)を外した後、「リテーナー」と呼ばれる保定装置の装着が必要になります。前歯を中心に、歯の裏側から針金で保定する固定式のリテーナーもありますが、患者さま自身で装着する取り外し可能なリテーナーを用いることが多い傾向にあります。このリテーナーの装着を怠ると、特に治療を終えたばかりのころは後戻りが起こりやすくなってしまうため、装置を外したあとも担当医の指示を守り、時間と期間を守って歯並びと噛み合わせを維持しましょう。

歯周病の予防

歯を支えている歯周組織(歯茎や歯槽骨)の健康は、正常な噛み合わせや歯並びの維持に欠かせません。しかし、歯周病によって歯周組織が破壊されてしまうと、これに支えられている噛み合わせにも悪影響を及ぼしてしまいます。そのため、正しい噛み合わせ、歯並びを維持できるように、歯周病をしっかりと予防することも大切です。歯の健康だけでなく、せっかく治療した適切な噛み合わせを維持するためにも、毎日のセルフケアを欠かさず、定期的に歯科医院で歯周病の検診やクリーニングを受けるようにしましょう。

定期的な歯科医院への受診


矯正治療終了後は、治療中のように頻繁な頻度での受診は不要ですが、治療を受けたクリニックで定期的に経過観察を受けることも重要です。後戻りの有無を確認したり、リテーナー装着の指示を受けたりすること良好な状態を維持しやすくなるため、治療が終わったからといってクリニックへの来院を辞めることは避け、担当医の指示にしたがって定期的な経過観察のための来院は継続するようにしてください。

口腔周囲の悪い癖は控える


噛み合わせや歯並びは、舌や唇、頬など軟組織の圧によっても支えられています。つまり、いずれかの組織によって強すぎる圧が加わったり、反対に圧が弱すぎてしまうと調和が崩れてしまい、矯正治療後の後戻りや不正咬合の誘発に繋がってしまうのです。これは例えば、上の前歯で下唇を噛み出っ歯となるケースなどが挙げられます。矯正治療では、この不正咬合を招く口周りの悪い癖(口腔習癖)を排除しながら治療を行いますが、特に大人の場合には治療終了後にまた癖が再開してしまうことも少なくはありません。数年、ひいては数十年続いた癖を辞めることは大変ではありますが、矯正治療を終えた後も下記の癖は意識して控えるようにしてください。

・ 口呼吸 舌で前歯を押す
・ 前歯で唇を噛む
・ 指しゃぶり(およそ4歳以降)…等

まとめ

噛み合わせは口腔だけでなく、全身の健康にも影響を与える重要な要素です。正しい噛み合わせは口腔の健康を維持し、消化や睡眠などにも良い影響を与えます。矯正治療は、このような問題を解決するための効果的な治療方法です。適切な矯正治療を受けることで、歯並びの乱れや噛み合わせの問題を改善し、口腔と全身の健康を促進できることがあります。見た目や歯の健康だけでなく、全身の健康のためにも、噛み合わせにお悩みのある方は、矯正治療の検討もおすすめいたします。

歯列矯正に興味がある方、気になっている方もぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております((((oノ´3`)ノ心よりご来院お待ちしております!!

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