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受け口の矯正用マウスピースの費用はどのくらい?


梅田キュア矯正歯科

矯正治療はできるだけ目立たないマウスピース矯正で始めたいという方が大変多くなっています。受け口の治療は矯正治療の中でも難しい症例の一つです。矯正治療はマウスピースとワイヤー矯正がありますが、マウスピース矯正で治した場合どのくらいの費用が見込まれるのでしょう?矯正治療は自費治療になりますので、同じ症例でもクリニックごとに値段が違います。
今回は受け口の治療をマウスピース矯正で考えている方に向けて、費用や治療期間などについて詳しくご説明していきます。

受け口ってなに?

自分は受け口なのか?どのような状態が受け口なのか?まずは、受け口とはどのようなものか分からない方にご説明します。受け口とは「反対咬合(はんたいこうごう)」とも呼ばれていて、下の歯が上の歯を覆い噛んでいる状態を言います。正常な噛み合わせでは上の歯が下の歯を覆っていますので、受け口では逆噛み合わせということになります。下顎が前に出ているのも特徴で、正面・横顔もしゃくれが印象になります。このしゃくれ顔がコンプレックスで矯正治療に踏み切る方が多いです。

受け口には2種類の原因がある!

受け口になってる原因は2つに分けることができます。1つは骨格性反対咬合(こっかくせいはんたいこうごう)と言って、下顎の骨が前に成長していたり、上下の顎の骨の成長アンバランスが原因で受け口になっているケースがあります。2つ目は歯槽性反対咬合(しそうせいはんたいこうごう)と言って、歯並びが原因になっているものです。下の歯の傾きや歯並びの位置が上の歯よりも前に出てしまったケースです。

この2つの原因のうち、マウスピース矯正で治すことができるのは歯並びがが原因で受け口になってしまった歯槽性反対咬合になります。骨格正反対咬合の受け口は根本的な原因が顎の骨にあるので、マウスピース矯正やワイヤー矯正でアプローチをすることはできません。例えそのような治療方法で試したとしても改善効果は乏しいでしょう。

マウスピース矯正に不向きな症例6個

受け口でもマウスピース矯正の適応でない症例があることを先にお話しましたが、他にもマウスピース矯正が不向きな例がありますので解説していきます。

【1.外科手術の必要がある】


骨格性反対咬合のように骨格自体に異常があり、外科手術が必要なケースです。マウスピース矯正では適正な効果は得られないでしょう。

【2.インプラントがある】

インプラント治療をした歯は、矯正で動かすことができません。複数インプラントがある場合は矯正の制限が出てきてしまい治療ができません。

【3.永久歯がまだ生えそろっていない】


乳歯と永久歯が混同している時期を混合歯列期(こんごうしれつき)と言います。この時期は永久歯がどのように生えてくるのか将来の予想が立てられないので、永久歯が生えそろってからの治療になります。

【4.歯の乱れが重度】


凸凹、ガタガタと歯の乱れが重度のケースでは、複数本の抜歯が必要になります。その場合、歯の移動距離も大きくなるのでマウスピース矯正よりもワイヤー矯正の方が有効です。

【5.重度の歯周病にかかっている】


歯周病にかかると歯を支えている顎の骨が溶けてしまうため、重度のケースでは矯正で歯を動かすと歯が抜けてしまう危険があります。
そのため、矯正治療自体が不可になります。まずは歯周病の治療を優先させましょう!

【6.たくさん歯を抜かないといけない】


多くの抜歯が必要になるケースではスペースがたくさんできるので、歯の移動距離が長くなりマウスピースでは困難になります。ワイヤー矯正では対応できます。

<受け口の矯正治療別費用と治療期間>

受け口をマウスピース矯正で治療する場合の治療費用や期間について説明していきます。他の治療方法についても合わせて解説していくので比較しながら検討してみてください。

【マウスピース矯正】


料金:40〜130万円程
期間:6ヶ月〜2年間

【ワイヤー表側矯正】


料金:40〜150万円程
期間:6ヶ月〜2年間

【ワイヤー裏側矯正】


料金:40〜170万円程
期間:6ヶ月〜2年間

【別途費用】


カウンセリング料金:0〜1万円程
検査・診断料:3〜5万円
追加マウスピース作製料:1〜2万円

マウスピースの紛失や破損があった場合や歯並びが整わずに追加のマウスピースが必要になった時に別途料金がかかることがあります。

自費治療ではクリニック毎に料金やシステムが異なります。検査料金や追加料金がかからないところもあります。また、部分的な治療か全体的に治療をするかでも費用ががらっと変わってきますので、自分のケースではどのくらいの期間と費用がかかるのか最初に知っておくことが大切です。自分がどのような状態であるかは、検査をすることで把握することができます。

<マウスピース矯正終了までの7ステップ>

いざ矯正を始めようとした時にはどのような手順で進んでいくのでしょう?ここではカウンセリングから矯正治療の開始と終了までの流れをご説明します。クリニックごとに少し流れや内容が変わることもあります。

【1.カウンセリング】


患者様のお悩みやご希望などについてお話をお聞きします。お口の状態を診せて頂いて、現状から分かる範囲で矯正治療方法や治療期間や料金についてお話させて頂きます。更に詳しい説明には状態を把握するための検査が必要になるので、当日または別日にご来院頂き検査を進めます。

【2.検査】


お口全体のレントゲン写真撮影、CT、セファロ、歯の型取り、噛み合わせ、顔の写真など診断に必要な検査を行います。当日、検査結果を説明できるクリニックもあれば、診断が完了した別日に改めて来院して頂き診断結果を伝えることもあります。

【3.診断結果の報告】


最初のカウンセリング時よりも更に詳しい治療内容や期間・費用について、治療開始から治療終了までの治療計画について一通りお話します。ご希望に添えないこともあるので、そのような場合は患者様には無理に治療に進むようなことはせず検討する時間を作ってもらいます。治療内容に納得頂けたタイミングでマウスピースの作製になります。

【4.治療開始】


マウスピースを装着して治療を開始します。取り扱い方法や注意点などについてご説明します。

【5.途中経過観察】


クリニックごとに2〜3ヶ月に1回、またはマウスピースのステップが進む2週間に1回のペースで通うのか違いがあります。来院ごとに歯の移動をチェックしてもらい、問題がなければ次のステップへと進みます。

【6.治療終了】


歯の移動が終わり、キレイな位置に歯が並んだところで最終チェックをします。患者様にも見て頂き、最終仕上がりに満足して貰えたら矯正治療終了になります。気になる点があれば修正をするために継続して矯正治療になりますので、担当医と相談しましょう。

【7.保定期間】


歯は元の位置に戻ろうとする働きがあるので、食い止めるために保定装置を装着します。保定装置にはマウスピースを使います。この保定用マウスピースを矯正期間と同じ年数装着して歯の移動を防ぎます。

受け口の矯正治療でも、マウスピースが適応になるケースとならないケースがあることや治療期間や料金などについてご説明しました。まずは自分のお口の状態がどのような状態なのか?マウスピース矯正でも治療ができるケースなのかそうではないのか知ることが矯正治療への第一歩です!カウンセリングではお悩みやご要望・ご質問などなんでも聞いて頂いて大丈です。矯正を悩んでいる方は、気楽な気持ちでお話をしてみることから初めてみるのはいかがでしょう。

歯列矯正に興味がある方、気になっている方もぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(`・ω・´)心よりご来院お待ちしております!!

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