ブログ

受け口は部分矯正でも治せる?


梅田キュア矯正歯科

顔や体格が異なるように、歯並びも一人ひとり違うものです。その1つに「受け口」という歯並びがありますが、特徴的な顔つきであるため、コンプレックスを感じてしまう方も少なくありません。歯並びを治療するといえば、矯正治療を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。そこで「受け口を矯正治療で治したい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。矯正治療には、全体的に矯正をする「全体矯正」と、気になる部分だけを矯正する「部分矯正」というものがあります。部分矯正は、全体矯正と比べて治療期間が短く、費用も抑えることが可能です。そのため、ご自身の歯並びに部分矯正が適応できるのかどうか気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、受け口を部分矯正で改善することはできるのか、という点についてお話させていただきます。


受け口とはどんな状態のこと?

受け口は「反対咬合(はんたいこうごう)や下顎前突(かがくぜんとつ)」とも呼ばれています。上下の噛み合わせが反対になってしまっている状態や、下の顎が通常よりも前に出ているような状態(しゃくれ)です。通常の噛み合わせでは、上の前歯が下の前歯を覆う形ですが、受け口の場合は下の前歯が上の前歯を覆っています。

受け口のデメリット

受け口は見た目のコンプレックスなどの問題になりやすいですが、他にも色々なデメリットをもたらします。ここでは、受け口によって起こるデメリットを4つご紹介していきます。

虫歯や歯周病になりやすい

受け口の方は歯並びが乱れているため、歯磨きしにくい傾向があります。特に内側に歯が倒れているような場合は、内側に歯ブラシが届きにくく、磨き残しや歯石が溜まりやすくなります。そのため、虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまうのです。さらにお口の中の衛生状態が悪いと、気になる口臭の発生にも繋がるため、注意しましょう。虫歯や歯周病になりやすく、受け口は早く改善するべき症例となっております。

以上のように、口呼吸は口腔内や全身の健康に様々な影響を及ぼす可能性があります。口呼吸を行っている場合は、適切な対策を取ることが重要です。例えば、口呼吸を改善するためのトレーニングや口腔内のケア、適切な睡眠環境の確保などが考えられます。また、口呼吸が続く場合は歯科医や医師と相談して適切な治療やアドバイスを受けることが重要です。

顎関節症になってしまう可能性がある

受け口は、上顎よりも下顎が前に出た位置で噛むため、噛み合わせによる負担は顎にもかかってしまいます。この状態が続いたままでいると、顎関節症になる可能性も高いといえます。

発音に影響する


上下の噛み合わせが反対だと、聞き取りにくい音が生じてしまいます。例えば「サ行」や「タ行」が発音しにくくなる傾向があります。

前歯で食べ物を噛み切りにくい

上下の前歯が反対に噛み合っているため、前歯で食べ物を噛み切るという動作がしにくくなります。このように、受け口のままでいることには機能的な面でも多くのデメリットがあるのです。

なぜ受け口になってしまうの?その原因とは

受け口になってしまう理由として、主に次のような2つの原因があげられます。まずは顎の骨が原因になっている場合、それから歯並びが原因で受け口になってしまうケースです。それぞれ解説していきます。

①遺伝的な要因による場合

遺伝的な要因から、受け口になってしまうことがあります。骨格的な問題で、親御さまが受け口だと、お子さまもなる可能性は高いです。特に上顎の成長が十分でなかったり、下顎が成長し過ぎの場合などに受け口になりやすいでしょう。ただし、お子さまの場合はまだ顎が成長途中のため、その成長をコントロールすることにより受け口の治療ができることも多いです。大人になってから受け口の治療をするとなると、外科手術が必要になることもあります。軽度〜中程度の受け口であれば矯正治療で改善が見込めますが、重度になると矯正治療だけでは十分な改善が難しいからです。

②歯並びが原因の場合

軽度の受け口の場合は、日常的に無意識に行っている癖が原因のこともあります。例えば、口呼吸や噛む時に顎を前に突き出す癖、舌で下顎の前歯を押す癖などです。これらの癖が長く続いてしまうと、それが原因となり上の前歯が内側に入った歯並びになってしまうことがあります。上記のような場合には、矯正治療を行うことにより受け口の改善が見込めるでしょう。もし、歯並びの一部が内側に入り込んでいるだけであれば、部分矯正も適応となるかもしれません。しかし、嚙み合わせも整える必要がある場合には、全体矯正を行うことになります。歯並びが原因と思われる受け口で、部分矯正が可能かどうか知りたい方は、どうぞ気軽にご相談ください。

矯正治療でどのように受け口を治すの?

歯並びが原因と思われる受け口の場合、矯正治療で改善できる可能性があります。矯正治療といっても様々な方法があり、お子さまと大人では治療方法は異なります。ここでは受け口の矯正治療についてご説明いたしますので、参考になさってください。

お子さまの場合

成長途中であることを利用して、上下の顎のバランスを整える治療を行います。具体的には、上顎の成長を促したり、下顎の成長を抑えるなどです。骨格的による原因の場合は「チンキャップ、ムーシールド、フェイスマスク」という装置を用いることが多いでしょう。同時に、歯並びを悪くする癖がある場合には、それを改善するトレーニングを行なうこともあります。歯並びが原因となっているケースでは「リップバンパーやリンガルアーチ」という装置を使うのが一般的です。既に永久歯が生え揃っている場合は、大人と同じようにワイヤー矯正やマウスピース矯正型の矯正器具で歯並びを整えることになります。

大人の場合

①矯正治療

歯並びの程度にもよりますが、ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも対応可能です。基本的には、上の歯を前に出して下の歯を後ろに下げるような治療を行います。場合によっては、抜歯が必要なこともあります。

・ワイヤー矯正

金属のワイヤーとブラケットと呼ばれる装置を用いて行う治療方法です。治療中はずっと装置をつけたままになるため、見た目が気になったり、食事や歯磨きがしづらいなどのデメリットがあります。しかし、取り外す手間がなく、歯科医師の計画にそって治療を進められるというメリットもあります。

・マウスピース矯正

透明のマウスピース装置を用いて行う治療です。装置が目立たないため、周りの人から矯正治療をしていることが分かりにくいという特徴があります。またご自分で取り外せるので、食事や歯磨きに影響がない点もメリットです。反対に、ご自分で指示された通りにマウスピース装置をつけなければなりません。そのため、自己管理が非常に重要といえます。もし、指示通りに装着ができない場合は、治療期間が延びたりやり直しになってしまうこともあるので注意しましょう。

②外科手術

外科手術では、一般的に「下顎骨切り術(セットバック法)」を行います。下顎の骨を切って後ろの方へ移動させることにより、受け口を治す方法です。

受け口のお悩みは当院までご相談ください

今回は、受け口を部分矯正で治せるのかどうかについてお話しました。もし原因が歯並びによるもので、軽度の受け口であれば、部分矯正で対応可能な場合もあります。
受け口は噛み合わせが上下で逆だったり、顎がしゃくれたりするため、見た目にコンプレックスを持ってしまう方もいらっしゃいます。そのため、口元に自信が持てなくなってしまうことも珍しくありません。また、見た目だけではなく機能的な面でもデメリットが多いため、早めに治療をした方が良いでしょう。当院では、患者さまのご要望と受け口の状態をしっかり把握した上で、できるだけご希望に添えるような治療方法をご提案しております。受け口にお悩みの方はもちろん、お子さまの受け口が気になるという方も、どうぞ気兼ねなくご相談ください。

受け口に悩んでいる方、歯並びが気になる方、歯列矯正に興味がある方、気になっている方はぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾心よりご来院お待ちしております!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0120-067-600 24時間受付
WEB予約