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こんな人がマウスピース矯正向いている
マウスピース矯正は、装置が目立たず食事の際に取り外しができるため今まで通り食事が
できるなどメリットが多いのでマウスピース矯正を希望する方が増えています。
ただしマウスピース矯正はいくつか守っていただくポイントがあり、きちんときまりを守っ
ていただかないと適切に歯が動かない場合があります。
そこで今回は、マウスピース矯正に向いているポイントについて詳しくご紹介します。
軽度の歯並びの不正の方
インビザラインは「すきっ歯」「出っ歯」「受け口」などさまざまな不正な歯並びの方に対応
していますが、見えている位置が理想の歯並びから大幅にずれている場合マウスピースの着
脱がしにくいためマウスピース矯正が向いていないことがあります。
また、歯の根の位置が大幅にずれている場合にはインビザラインでは歯根の方向を改善でき
ないことがあり、マウスピース矯正が向いていないとされています。
ただし、インビザラインのカウンセリングに来院される方の7~8割程度の方はインビザライン
で治療が可能です。
そして、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を併用することで対応できる歯並びが広がります。
マウスピースの自己管理ができる方
マウスピース矯正の大きなメリットは取り外しができることですが、治療を成功させるために
は自己管理が大切です。
マウスピースの装着時間20~22時間をきちんと守れる方
マウスピース矯正は最初にスキャンした型取りを元にシュミュレーションして、全てのマウス
ピースを製作します。
シュミュレーションの際、20~22時間程度装着する前提でマウスピースを製作しているため、
決められた装着時間を守らないと、治療計画より治療期間が延びてしまうことや想定通り歯が
動かないケースも考えられます。
マウスピース矯正は、「食事」や「歯磨き」の時間以外は基本的にマウスピースを装着します
。理想の歯並びになるために、決められた装着時間はきちんと守りましょう。
スケジュール通りマウスピースを交換できる
マウスピースの交換日数は歯並びや加速装置の使用の有無などで、一人一人異なりますが、指
示があった日数で必ず交換する必要があります。
交換する時期を間違うと、歯が適切に動かない可能性があります。
アプリなどで交換時期を管理できるものもありますが、きちんとスケジュール通り交換ができ
ることが大切です。
マウスピースの清掃ができる
マウスピースは1週間~10日程度で交換する指示が出る方が多いですが、その期間はほとんど
お口の中に入れる装置です。
そのため、歯磨きや食事をする際に必ず水洗いする必要があります。
洗浄効果を高めるために、マウスピース専用の洗浄剤を使用すると更に洗浄効果が期待でき
ます。
お口の中に入れるものなので、きちんと洗浄して管理できる方が向いているといえます。
まとめ
マウスピース矯正はポイントを抑えて、きちんときまりを守っていただけると痛みも少なく
装置も目立たないなどメリットの多い治療法です。
自己管理が必要ですが、慣れてしまうとライフスタイルの中にマウスピースをすることが当た
り前になりスムーズに装着しやすくなります。
多くの歯並びに対応していますが、歯並びによってはマウスピース矯正が適用にならな
い場合もありますのでまずはお気軽にご相談ください。