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投稿日:2023/12/25

頭痛の原因は歯並びに関係する?

頭痛が続くと、不快感から集中力の低下を招いてしまいます。頭痛や肩こりなどの症状は、さまざまな要因が考えられますが、歯並びの不正によってかみ合わせが悪くなることで、引き起こされている場合もあります。かみ合わせが悪いまま放置してしまうと、症状が悪化する可能性もあるため、早めの改善が必要です。そこで今回は、歯並びと頭痛の関係について詳しくご紹介します。


かみ合わせと頭痛の関係

かみ合わせのバランスが悪いと、口周りの筋肉が緊張した状態が続きます。そうすると、口だけでなく、首こりや肩こりなども引き起こし、さまざまな不調に関連していることがあります。

これらの不調を「咬合関連痛」と呼ばれ、ほかの部分に不具合が出てくると、さらに姿勢の悪さや腰痛につながり、さらに歯並びが悪くなるという悪循環になってしまうことも。かみ合わせが悪いと、食事を繰り返しているうちに無理がかかってバランスの悪い噛み方になることも少なくありません。左右両方でバランスよく噛むことが大切ですが、食事がしにくいとどちらか同じ方ばかりで噛んでしまい、そのことがさらに歯並びの不正につながってしまうことあります。そうすると、顎の関節に負担がかかり、頭痛を引き起こす場合があります。頭痛は、1つの原因だけでなく、いくつかの要因が重なって起きることもあるため、生活習慣などを振り返ることも重要です。

 

歯並びと頭痛の関連性はあるの?

かみ合わせが影響している場合

食事をする時に、かみ合わせが悪いと「側頭筋」に負担がかかります。この側頭筋は、顎関節と頭の近い部分につながっているため、慢性的に筋肉のこりを生じて頭痛を引き起こすことがあります。この不具合は、肩こりや顎関節症になるケースもあり、血行が悪くなるため、ほかの部分に悪影響を及ぼします。顎が痛い・頭痛があるなどの症状が出ている場合には、かみ合わせが原因の可能性があります。歯科医院を受診して、かみ合わせを確認してみましょう。

むし歯が影響をしている場合

大きなむし歯ができると、神経まで達して何もしていなくてもズキズキ痛むようになります。そうすると、口周りや頬などにかけても痛みを生じ、頭痛を伴うケースがあります。

むし歯は初期の段階では、自覚症状が少なく、冷たい物がしみる、熱い物がしみる、何もしていなくても痛いなど段階を経て進行します。進行していれば進行しているほど、痛みも強くなっていきますし、治療に時間も費用もかかります。少しでも症状が出たら、早めに治療することが大切ですし、定期的に「予防」で通院すると、自覚症状がない段階で対処ができるため、歯の負担を軽減できます。

かみ合わせの不具合が関係しているトラブル

・顎関節症

かみ合わせのバランスが悪く、負担がかかったまま食事を続けていると、顎の関節の顎関節に負担がかかります。初期の症状は、顎から音が鳴る、口が開けにくいなどですが、症状が悪化すると、口を開けると痛みが出たり、顎関節が変形してしまったりすることも。顎関節が変形してしまうと、外科手術が必要になってしまいます。顎に負担を感じたら、症状が悪化する前に歯科医院に相談しましょう。

・歯ぎしりや食いしばりがある

歯ぎしりや食いしばりには、いくつか原因が考えられますが、かみ合わせの不具合も1つの原因になります。歯ぎしりは就寝中で無意識なので、歯や顎に強い力がかかることがあり、体重の何倍もの負担がかかってしまうことも。その力がかかり続けると歯がすり減ってしまったり、顎関節に負担がかかったりします。

また、良質な睡眠が取れずに睡眠不足になってしまうことも。寝ている間は、自分で改善することが難しいため、歯や顎の負担を軽減するために「ナイトガード」というマウスピースをはめて強い力から歯や顎を守ります。

・むし歯や歯周病

かみ合わせが悪い場合には、歯並びも悪いことが多く、歯が重なっている部分に汚れが残りやすくなります。さらに、歯ブラシが当たりにくいので、むし歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

かみ合わせのバランスが悪いことで、特定の歯に力がかかり続けると、その歯が歯周病だった場合、歯周病が悪化してしまうこともあり、負担を軽減させるために治療が必要です。

・首や肩のこり

頭を支える筋肉は、噛みしめた時に働いています。かみ合わせが悪いと、この筋肉のバランスが悪くなってしまい、ほかの部分も緊張状態になってしまい、首や肩のこりにつながってしまいます。全身の筋肉はつながっており、強い首や肩こりがあると、頭や背中、腰などまで緊張が広がってしまうことがあります。筋肉の緊張が続くと、無理にバランスを取ろうとして、身体のゆがみにつながってしまいます。

悪いかみ合わせの悪化を防ぐ方法

・矯正

歯並びやかみ合わせのバランスが崩れているため、根本的なバランスを改善するためには矯正治療が必要です。悪くなってしまった歯並びやかみ合わせは自然に元通りになることはほとんどありません。無理に噛んでいることでさまざまな部分に不具合が出てきたり、さらにかみ合わせや歯並びのバランスが悪化してしまったりすることもあります。そのバランスを整えるために、矯正治療で歯並びやかみ合わせの改善をすると、お口のバランスだけでなく、不調になっていた肩こりや首こりなどの改善も期待できます。

矯正にもいくつかの種類があり、矯正中の見た目が分かりにくい「裏側矯正」や「マウスピース矯正」などもあります。患者さまの歯並びやかみ合わせとご希望を考慮して、よりよい矯正方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

・左右の均等に噛む習慣をつける

かみ合わせのバランスが悪いと、噛みにくい部分は使わないようになってしまうため偏った方ばかりで噛んでしまいがちです。そうすると、片方だけ緊張してしまい、さらにかみ合わせの悪化を招くことになる場合も。そのため、食事の際には、左右均等になるように、順番に噛む習慣をつけましょう。片方だけに負荷がかからないため、どちらかが緊張することを軽減できます。

・歯ぎしりや食いしばりをマウスピースで緩和する

歯ぎしりや食いしばりが強いと、歯や顎に負担がかかってしまいます。また、かみ合わせのバランスが悪いまま、強い力がかかり続けると、顎関節症などのリスクも高まります。しかし、歯ぎしりは寝ている時に気づかずにしている場合も多く、自分で意識して治すことが難しい悪習癖です。ただし、寝ている時は無意識なので、体重の何倍もの力がかかってしまうこともあるため、放置していると、顎や歯に負担がかかってしまいます。

そのため、ナイトガードというマウスピースを作製して、歯や顎を保護しましょう。ナイトガードは市販の物もありますが、かみ合わせは髪の毛が1本入っても不快に感じる敏感な部分です。お口にぴったり合ったマウスピースを製作して歯ぎしりや食いしばりの力から守りましょう。

【まとめ】

かみ合わせのバランスは、口周りに影響を及ぼすだけでなく、肩こりや首こり、頭痛などを引き起こしてしまうこともあります。それらのバランスが崩れてしまうと、背中の痛みや腰痛などにもつながります。かみ合わせや歯並びのバランスを整えると、見た目はもちろん、肩こりや頭痛などの不定愁訴の改善になることもあります。かみ合わせや歯ならびに改善は矯正治療が必要なので、ご希望の方はお気軽にぜひお問合せください。

歯列矯正に興味がある方、気になっている方はぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(*^^)v
ご来院心よりお待ちしております!!

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