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矯正中に虫歯を作らない方法!


梅田キュア矯正歯科

「矯正治療中に虫歯になったらどうしよう」と不安になっていませんか?
矯正治療中は治療前よりも虫歯のリスクが上がる傾向にあり、回避するためにはお手入れの改善や食生活の見直しなどの改善が必要です。矯正治療が終了しても、美しい歯並びを維持するにはそれなりの工夫が欠かせません。
こちらのページでは、矯正治療中に虫歯のリスクが上がる理由や虫歯を作らないためのポイント、治療後の注意点についても分かりやすくまとめました。お悩みの方はぜひご参考くだ
さい。


矯正治療中は虫歯のリスクが上がる!?その理由とは


矯正治療中は、装置がつくことで虫歯のリスクが上がります。ワイヤー矯正の場合、装置を取ることができないため歯ブラシの毛先が歯面にあたりにくく
なり、ワイヤーがあることでフロスも通しづらくなります。取り外しが可能なマウスピース矯正であっても油断は禁物で、唾液には虫歯予防に役立つ「再石灰化作用(自然修復)」や「殺菌作用」がありますが、装置をつけている間は歯と唾液の接触量が減ることで効果を得られにくくなるため、注意しなくてはいけません。どんな治療法であっても、質の高いお手入れが欠かせないことは覚えておきましょう。

矯正治療中に虫歯を作らないための4つのポイント

食生活だけでなくおやつの取り方、虫歯菌の数、呼吸の仕方、唾液の分泌量、歯質などさまざまな要因が重なって虫歯は発生します。人によって虫歯の発生率は異なりますが、作らないための基本的なポイントを抑えておくことでリスクを最小限にできます。以下の内容を意識して、虫歯の発生をうまくコントロールしましょう。

質の高いお手入れを身につける


矯正治療のなかでも装置が固定式のワイヤー矯正は、治療前よりもお手入れが難しくなります。ヘッドが大きい歯ブラシでは、磨き残しが多く発生するため注意が必要です。コンパクトな歯ブラシを使うのもいいですが、ピンポイント用のさらに小さいブラシを使うことで装置の周辺やワイヤーの下を細かく磨くことが可能です。そのあとに、糸だけのデンタルフロスをワイヤーの下にくぐらせて歯と歯の間にとおすと、さらに汚れを除去できます。歯の根元にすき間がある場合は、歯間ブラシも忘れずに使うようにしましょう。仕上げにうがい薬で口をすすぐと、歯周病や口臭の予防効果が高くなります。ブラシの当て方や歯間ブラシの適切なサイズについては、歯科医院のブラッシング指導で分かりやすくお伝えしています。間違ったサイズの歯間ブラシを使うと、歯ぐきを傷つけることがあるためご注意ください。

糖質制限をする


虫歯菌は糖を栄養にしています。糖の摂取量が多ければそれだけ虫歯菌が活発になり、増殖もしやすくなるので注意しましょう。糖のなかでもとくにショ糖が虫歯になりやすく、一般的に売られているほとんどのお菓子に含まれています。お菓子を手作りするときは、ショ糖の代わりにキシリトールやフラクトオリゴ糖など代用甘味料を使用することで、虫歯のリスクを抑えられます。ぜひお試しください。甘いものを食べたあとに口をゆすいだり、歯磨きをしたりしてお口のなかをリセットすることも、虫歯予防には欠かせないポイントです。

粘着性の高いおやつを控える


ジュースやアイスなどお口のなかからサッとなくなるものは、粘着性の高いキャラメルやチョコレートにくらべて歯に残りにくいため虫歯のリスクは低めです。粘着性の高いものは歯と歯の間や噛み合わせ面の虫歯の原因ですので、その後のお手入れはしっかり行うようにしましょう。食べる時間も重要で、いくらおやつの種類を選んで食べてもダラダラ時間をかけてしまうと、お口のなかが酸性の状態が続いて虫歯になります。甘いものを飲んだり食べたりするときは5〜10分程度にとどめて、うがいや歯磨きなどでお口のなかをリセットするようにしましょう。頻繁な間食を控えることも大切です。

定期メンテナンスを忘れずに受ける


定期メンテナンスは、矯正治療のトラブルだけでなく虫歯の早期発見、早期治療にも役立ちます。初期虫歯のなかには自然治癒するものもありますが、その可能性を高めるにはフッ素塗布やお手入れ方法の改善が必須です。歯科医院では、高濃度のフッ素塗布やブラッシング指導で初期虫歯の自然治癒をサポートしています。フッ素塗布はお子様の虫歯予防と思われがちですが、大人の方でも問題なく受けられますので、虫歯になりやすいと感じる方はぜひご相談ください。

矯正治療中に虫歯ができた場合はどうなる?


矯正治療中にできた虫歯がある程度進行している場合は、歯を削って治療を行います。ワイヤー矯正の場合だと一度装置を外さなくてはいけませんが、小さい虫歯であればその日に矯正治療を再開可能です。マウスピース矯正の場合、虫歯治療によって歯の形が変わると装置の作り直しが必要で、装置の到着までに1か月ほどかかります。そのぶん治療期間が延びる可能性があるため、虫歯にならないように注意しましょう。予防を意識して定期メンテナンスはしっかり受けるようにしてください。頻繁に虫歯ができる場合は、定期メンテナンス時にフッ素塗布をご提案することもあります。

矯正治療中の虫歯は後戻りに影響する?

矯正治療中に虫歯ができた場合は、虫歯治療を優先して行うため、トータルの治療期間が延びる可能性があります。しかし、それが後戻りに影響することはありません。後戻りに影響しやすいことには「保定装置の装着時間の不足」「口周りの癖の放置」などが挙げられます。
口呼吸や口をあけて寝る癖がある場合は、お口のなかが乾燥しやすくなり、虫歯のリスクが高まります。歯並びが崩れる原因でもあるため、矯正治療と併用して癖もしっかりと直しておきましょう。

矯正治療後の虫歯にも注意が必要

矯正治療中は装置を使用しているため、虫歯ができても後戻りにつながることは基本的にはありません。保定期間が終わったあとに虫歯が進行して、新たに詰め物や被せ物などを行うと、その形や噛み合わせの状態によっては後戻りや歯並びの崩れにつながります。矯正治療後はお手入れがしやすくなるため、虫歯や歯周病といったトラブルのリスクが下がります。しかし、リスクが下がるだけで絶対に虫歯にならないわけではありません。丁寧なお手入れを続けてトラブルを防ぐことが、美しい歯並びを維持するポイントです。

矯正治療後に歯並びが大きく崩れる原因は「歯の喪失」

新しい詰め物や被せ物を入れると多少の変化はありますが、虫歯や歯周病で抜歯をせざるを得なくなったときに、処置後歯がない状態を放置するほうが全体の歯並びが崩れる傾向にあるため危険です。一度傾いてしまった歯を矯正治療なしでもとに戻すことはできません。余計なお金や時間がかかってしまうため、歯を失わないための予防は徹底して行うことをおすすめします。

虫歯予防を徹底して矯正治療をスムーズにすすめよう

治療法によってお手入れのしやすさは異なりますが、通常よりも虫歯のリスクが上がるのは変わりません。また、治療後も丁寧なお手入れを続けないと、お口トラブルが原因で歯並びや噛み合わせが崩れる可能性があるので注意しましょう。当院では、患者様一人ひとりに合ったお手入れ方法を分かりやすくお伝えしております。今回ご紹介した糖質制限やおやつの選び方もぜひ参考にして、虫歯予防につなげてください。

歯列矯正に興味がある方、気になっている方もぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(^O^)/心よりご来院お待ちしております!!

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