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裏側矯正中はしゃべりづらい?


矯正カウンセリングを行っていくなかで患者様にご相談される内容の1つとして
『見た目を気にしなくていい裏側矯正を検討しているが滑舌が悪くなることが不安』というお声をいただくことがあります🍀
こちらの質問の回答としては『裏側矯正によって一時的に滑舌は悪くなる』ということになります。
ではなぜ裏側矯正をすると滑舌が悪くなるのか詳しくご説明していきます✨

なぜ滑舌が悪くなってしまうのか

歯列矯正は歯にブラケットという装置を装着し、ワイヤーを用いて歯を動かしていきます。
裏側矯正の場合はこのブラケットが歯の裏側に装着するので、今までと同じ舌の動きだと
どうしても舌がブラケットに当たってしまいます😢
舌を動かすスペースが従来よりも少なくなってしまうことが滑舌が悪くなる原因なのです。
裏側矯正はブラケットを裏側に装着することからも、審美的にとても優れており、周囲からの視線や見た目など気にせずに治療できます✨
しかしながら少なからずお話はしづらくなってしまう装置といえるでしょう。

装置に慣れ、お話がしやすくなるまでにかかる期間

裏側矯正をするとお話がしづらくなるとお伝えしましたが、どの患者様も皆さま必ず装置に慣れてきます。装置に慣れてくると自然とお話もしやすくなってきます。
装置に慣れるまでの期間として、個人差はありますが約2~3週間経てば慣れてくる方が多いです🥰
最初のうちは今まで何もついていなかったところにブラケットが装着したことによって違和感を感じることがありますが、

生活していくうちに必ず慣れてきますのでご安心下さい。
最初のうち、装置をつけての発音・発話はややつたない感じ、舌足らずな感じとなる場合が多いのですが、

それを気にせずどんどんとしゃべる人ほど装置に慣れていく傾向にあります✨

 

正しい舌の動きや位置であればしゃべりにくさが半減!?

矯正のご相談にご来院いただく患者様の多くは舌の悪い癖がある方が多くいらっしゃいます。
舌の正しい位置とは写真のスポットとよばれる上顎前歯のすぐ後ろにあるふくらみに舌の先端がふれている状態が正しい位置となります。
しっかりとこの正しい位置に舌が置けているのであればブラケットに舌が当たることが少ない為、しゃべりにくさを感じることは半減するでしょう。
またこのような悪い舌の癖(舌癖)がある方でも、裏側矯正で治療をすることによってブラケットが舌に当たり、自然と舌が正しい位置に誘導される為、舌癖の改善に大変有効です✨😉

舌癖があると治療の長期化や後戻りの原因にもなります。
当院で舌癖を改善するトレーニングも皆さまに行っておりますので、正しい舌の位置をマスターしていきましょう!
矯正治療を楽しみながら、キレイな歯並びを手に入れたいですね😊