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出っ歯ですきっ歯が目立つときはどうしたらいいの?


梅田キュア矯正歯科

歯並びの悪さは、お一人お一人お悩みが違うので、いくつかのお悩みを抱えている場合もあります。矯正で歯並びを改善する時には、いくつかお悩みがあっても、どのように治療したらよいか治療計画を立てて、歯並びを整えていくためにアプローチしていきます。そこで今回は、出っ歯ですきっ歯の場合にはどうしたらよいかについてご紹介します。


出っ歯とは

出っ歯は、上の前歯が下の歯より5ミリ以上出ている場合や鼻の先端と顎の先を結んだ時に上唇がはみ出している状態です。症状が強くなると、上の前歯が邪魔をして、唇をうまく閉じられない場合もあります。

出っ歯の原因

先天的な原因

親御さんからの遺伝が原因で上顎が前に出ていたり、下顎が小さかったりすることが考えられます。親御さんが出っ歯の場合、お子さんも出っ歯の可能性が高くなります。

後天的な原因

・口呼吸が習慣化している

お子さんのころから口呼吸は習慣化していると、唇や頬からの適度な力がかからず、歯が前に出てしまうことはあります。そうすると、前歯が出てしまい、出っ歯になることがあります。

・舌で歯を押すくせがある

舌で前歯を押すくせがあったり、舌が正しい位置についていなかったりすると前歯が出っ歯になることがあります。舌の正しい位置は、上顎の少し出ている部分です。舌が下がっていると、歯を押してしまいがちなので、この位置につける習慣をつけましょう。

・指しゃぶりや爪かみのくせがある

4歳を過ぎても指しゃぶりのくせがあったり、爪かみもくせがあったりすると、出っ歯になる可能性があります。衛生的にもよくないため、これらのくせは改善するようにしましょう。

・お子さんのころ、やわらかい物ばかり食べる習慣があった

しっかり噛むことで顎の成長を促しますが、やわらかい物ばかり食べる習慣があると、十分に顎の骨が成長しないことがあります。そうすると、歯が並ぶスペースが足りずに、出っ歯になってしまうことがあります。

すきっ歯とは

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間ができている状態をいいます。見た目が気になることも多い歯並びですが、発音が不明瞭になりやすい、むし歯や歯周病のリスクが高くなるなど、機能的にも問題のある歯並びです。

すきっ歯の原因

・歯の本数が少ない

一般的に永久歯は28本と親知らずですが、先天的に永久歯が少ない場合があります。そうすると、顎のスペースが余ってしまい、すきっ歯の原因になる可能性があります。

・顎と歯の大きさのバランスが悪い

顎に対して歯の大きさが小さい場合にも、歯列のスペースが余ってしまい、すきっ歯の可能性があります。

・口呼吸や指しゃぶりなどの悪習癖

本来は鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、口で呼吸する口呼吸を続けていると口が開いているため、唇や頬からの適切な力がかかりません。そうすると、歯並びが悪くなってしまい、すきっ歯の原因になることがあります。指しゃぶりも同様に、歯を押しているので、すきっ歯になる可能性があります。

出っ歯とすきっ歯の治療法

出っ歯もすきっ歯の治療も歯並びを整える矯正が必要です。患者さま一人一人症状が違うので、出っ歯とすきっ歯の場合でも精密検査を行って治療計画を立案します。歯並びの問題が2つある場合でも、どのように歯並びを整えていくかシュミュレーションをします。
すきっ歯だけの場合には、そのまますき間を埋めるように治療をする場合が多いですが、出っ歯も治療が必要な場合、その治療も検討します。出っ歯の場合には、歯が生えるスペースが足りずに前歯が出てしまっているケースが多くなります。程度にもよりますが、すき間だけではスペースが足りない時には、抜歯を検討して歯を並べるスペースを確保します。出っ歯とすきっ歯の場合も矯正の治療法は「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」が適用になります。

出っ歯とすきっ歯の時の矯正方法

ワイヤー矯正

表側矯正

従来から広く行われている治療法で、歯の表面に「ブラケット」をつけて「ワイヤー」を通し、適切な力をかけて歯を整える矯正方法です。多くの矯正歯科で行われているので、歯科医院選びをしやすくなります。また、多くの歯並びに対応しているので、大きく歯を動かさなければならない症例にも対応しています。
以前は金属のブラケットやワイヤーを使用することが多く、矯正中の見た目が気になることがデメリットでしたが、白や透明の審美ブラケットやワイヤーが出ているので、矯正中の見た目も改善されています。

裏側矯正

歯の裏側にブラケットとワイヤーをつけるので、矯正装置が見えにくく、矯正中の見た目が気になりにくい特徴があります。ただし、歯の裏側につけるので、高い技術力が必要になり、裏側矯正を行っている矯正歯科が限られています。また、表側矯正に比べて、難易度が高いので、費用が高くなる傾向になります。

マウスピース矯正

患者さまのお口にぴったり合ったマウスピースを作製し、段階的に形の違うマウスピースに交換することで、歯並びを整える治療法です。取り外しができるため、食事や歯磨きの時も今まで通り行うことができます。そのため、装置に食べ物が引っかかって気になることや歯磨きがしにくいことも少ないです。また、透明のマウスピースを使用するので、見た目が分かりにくく、矯正中の見た目も気になりにくい方法です。ただし、大きく歯を動かす必要がある重度の不正の歯並びの場合には、適用にならない場合があります。また、自己管理が必要で、1日20~22時間の装着が必要ですが、その装着時間を守らないと治療計画通りに歯が動かない可能性があります。

セラミック治療

歯を削って、セラミックを被せて理想の歯並びを作っていきます。一番のデメリットは、健康な歯を削らなければいけないことです。歯を削ると歯の寿命が短くなってしまう可能性がありますので、ほかの治療法と比較した上で検討しましょう。また、出っ歯の場合には、歯を下げることができないので、口元が出ている感じなどは改善されない可能性があります。

どの治療法がよいか迷ったら?

どの治療にもメリット・デメリットがあり、患者さまのお口の状態によってもどの治療がおすすめか変わってきます。詳しい治療法の説明は無料カウンセリングでお話できますので、お気軽にご相談ください。患者さまのお悩みや改善したいことをお伺いし、お口の中を確認させていただいた上でお話させていただきます。

精密検査をすると、どの治療が適用になるか、費用や治療期間の目安などもお話することができます。矯正は患者さまのご希望やお口の状態に合わせて、オーダーメイドで行う治療法です。分からないことや不安なことは、矯正治療が始まる前に解決してから治療をスタートしますので、ご安心ください。

【まとめ】

出っ歯とすきっ歯の両方のお悩みがある場合でも、矯正治療で対応ができます。どのような治療方法がよいか、歯並びをどのように整えていくかは精密検査をして、シュミレーションをした上でお話させていただきます。歯並びが整うと見た目の審美性はもちろん、「しっかり噛むことができる」「歯磨きがしやすいので、むし歯や歯周病のリスクが少ない」「顎関節症のリスクが少ない」など多くのメリットがあります。
いつまでもしっかり噛むことができるように、矯正で歯並びを整えていきましょう。当院では患者さまのお悩みに合わせて、矯正方法をご提案いたしますので、歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。
歯列矯正に興味がある方、気になっている方はぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(^-^)☆
心よりご来院お待ちしております!!