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投稿日:2024/02/21

歯並びとしゃくれは関係ある?

下顎が前に出ている状態を「しゃくれ」とよびますが、しゃくれには二つの原因があります。一つは骨格が原因である場合です。
もう一つは歯並びに原因がある場合で、下の歯が上の歯より前に出ている「受け口」といわれるものです。厳密には、下顎が出ている、顎が長いなどのお顔の輪郭の状態をしゃくれといい、受け口とは区別されていますが、見た目からしゃくれといわれることもあります。そのため、歯並びと関係のあるしゃくれと、そうではないしゃくれがあるのです。


「受け口」と「しゃくれ」の違いとは

「受け口」と「しゃくれ」は、どういったところが違うのかを詳しくみていきましょう。

「受け口」とは

本来は、上の歯が下の歯より前で噛むのが適切なかみ合わせですが、受け口は、下の歯の方が前で噛んでいる状態です。反対咬合(はんたいこうごう)ともいわれており、歯並びに問題があるとされています。歯並びが悪いことでかみ合わせが悪くなっている症状を不正咬合といいますが、日本人の不正咬合の中で、2.4%の方がこの反対咬合であるという調査結果があります。(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」)

不正咬合の種類と実態


受け口は成長するに従って治療が難しくなるケースがありますので、できるだけ早く歯科にご相談ください。

「受け口」の原因

受け口になる原因はさまざまなものがありますが、遺伝などの生まれつきのものよりも、幼少期のクセによるものが大きいとされています。下の歯を無意識に舌で押すことで少しずつ下の歯が前に出てしまい、受け口になることがあるのです。また、「指しゃぶり」なども受け口になるリスクが高くなります。指しゃぶりには、心を落ち着かせたり、不安な気持ちを軽減したりする効果もあるので、3歳ごろまでの指しゃぶりは、無理にやめさせる必要はありません。けれども、3歳を過ぎても昼間もずっと指を口に入れているようなら、指を使うような遊びに誘うなどして、徐々にやめさせてあげるように導きましょう。

「しゃくれ」とは

しゃくれとは、下の顎の位置、大きさに異常があるなど、骨格に問題があって下顎の骨が前に出ているようなお顔の輪郭の状態です。歯並びに問題があるわけではないので、受け口とは違って、下の歯が上の歯より前に出ていないこともあります。矯正治療で治療ができる場合もありますが、外科手術が必要になる場合もあるため、受け口と同じように早期の治療が望ましいでしょう。

「しゃくれ」の原因

しゃくれの原因は、先天的なものと、幼少期のクセによるものの二種類があります。骨格の問題であるため、遺伝によるものが考えられますが、口呼吸が習慣になっているな
どのクセも、しゃくれになりやすいとされています。なぜ口呼吸が、しゃくれの原因になるのでしょうか。通常、人は鼻で呼吸をするのですが、口呼吸を続けているとお口を閉じるための筋肉が使われず、お口周りの筋肉が緩んでしまうことにつながります。その結果、舌が適切な位置ではなく下の顎に接してしまい、その舌の力でしゃくれになるリスクが高くなるのです。

受け口やしゃくれを放置するとどうなるのか

受け口やしゃくれを治療せずに放置していると、食べものをしっかり噛むことができず、身体にさまざまな影響を与える恐れがあります。

見た目が気になってコンプレックスの原因になる

受け口やしゃくれは、お顔立ちに影響を与えます。見た目が気になり、笑うときも手で口元を隠したり、積極的に行動できなかったりするなど、コンプレックスの原因になることもあるでしょう。

しっかり咀嚼(そしゃく)できない

下の歯が前に出ていることで、しっかり咀嚼(そしゃく)できず、食べものを細かく砕くことが難しくなります。食事にストレスを感じてしまうこともあるでしょう。また、かみ合わせ不良から、胃腸などに負担をかける恐れもあります。

顎関節症を発症するリスクが高くなる

受け口やしゃくれは、下の顎や歯並びがずれている状態であるため、顎関節症を発症するリスクが高くなることもあります。
・お口を大きく開けられない
・口を開けると顎の関節が痛い
・顎の関節から「カクカク」「シャリシャリ」などの音がする

などの症状に心当たりがある方は、顎関節症を発症しているかもしれません。自己判断せずに、歯科を受診することをおすすめします。

「受け口」の治療法

受け口を治療するには、矯正治療を行います。当院では、従来のワイヤー矯正では、装置が目立つため矯正治療を始められなかった方でも治療を始めやすいように、「見えにくい」矯正治療にこだわった治療をご提案しています。
大人の方でも目立ちにくくて始めやすい「裏側矯正治療」と「マウスピース型矯正装置」を使用した矯正装置を行っていますので、矯正治療を迷っている方はお気軽にお問い合わせください。

裏側矯正治療

裏側矯正治療とは、歯の裏側に矯正装置をつけるため、他の人に気づかれることがほとんどありません。また、当院の裏側矯正は、歯周組織に負担をかけない程度の力をかけて、歯を動きやすくするブラケットである「セルフライゲーションブラケット」を採用しています。幅広い症状に対応可能な治療方法です。一般的に、大人の方は顎の成長が終わってるので、矯正治療の期間が長くなる傾向にありますが、このブラケットを使えば、治療にかかる期間をできるだけ短くすることが期待できます。

マウスピース型矯正装置

透明で目立ちにくいマウスピースを装着する矯正装置です。自分自身で取り外すことができるので、食事に制限がありません。また、歯を磨くときなども取り外せるので、むし歯や歯周病になるリスクを軽減することが可能です。
また、複数のマウスピースをご自身で取り替えながら少しずつ歯を動かすため、一般的な矯正治療より通院頻度が少なくなります。けれども、重度の受け口の場合、マウスピース型矯正装置では治療が難しいケースがありますので、お口の状態をみせていただいて治療法をご提案いたします。また、決められた時間装着しなければ、思ったような効果があらわれないこともあるため、歯科医師が指示した通りの時間、マウスピースを装着するようにしてください。

「しゃくれ」の治療法

お口の状態にもよりますが、外科矯正(サージェリーファースト)を行ってから矯正治療に入ることがあります。外科矯正とは、外科手術を行ってお顔立ちを根本から治療する方法です。当院で外科矯正をする場合は、提携先の医療機関で外科手術を先に行っていただき、そのあとに当院で矯正治療を開始しますので、まずはご相談ください。

受け口・しゃくれにお悩みの方は梅田キュア矯正歯科までご相談ください

受け口やしゃくれにお悩みの方は、ご自身の歯並びに問題があるのか、骨格に問題があるのかを検査いたしますので、まずは当院までご来院ください。患者さんに合わせた治療法を複数提示し、ご希望をおうかがいしながら、適切な治療をご提案いたします。
阪急大阪梅田駅茶屋町出口から徒歩3分。土曜は18時、平日は20時30分まで診療している通いやすい歯医者です。24時間受け付け可能なWEB予約から、ご都合のよい時間帯でご予約ください。

※診療時間は2024年2月現在。
※マウスピース型矯正は完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※矯正治療は自由診療(保険外診療)のため公的医療保険の適用外となります。

そしてもし受け口やしゃくれに悩んでいる方、歯列矯正に興味がある方、気になっている方はぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(@^^)/~~~
心よりご来院お待ちしております!!

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