メニュー

ブログBlog

投稿日:2024/03/13

「受け口」とはどのようなことをいうの?


歯並びや噛み合わせの状態がよくないことを、「不正咬合」といいます。不正咬合には、さまざまな種類があり、もっとも多いのが、顎が小さくてすべての歯がキレイに並ぶことができず、歯列が凸凹になっている「叢生(そうせい)」で、不正咬合の44.3%を占めています。次に多いのが、12.9%を占める「出っ歯」ともよばれている「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」、12.4%を占める「すきっ歯」とよばれている「空隙(くうげき)」です。さらに、奥歯で噛めても前歯が当たらない「開咬(かいこう)」、前歯のかみ合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」なども、気にされている方が多くいらっしゃるでしょう。そして、割合としては2.4%と高くはないものの、見た目のお悩みやコンプレックスになりやすいのが「受け口」とよばれている「反対咬合(はんたいこうごう)」や「下顎前突(かがくぜんとつ)」です。

参考:厚生労働省eヘルスネット「不正咬合の種類と実態」より

不正咬合の種類と実態

「受け口」は年齢とともに、悪化し治療が難しくなるケースが多いのが特徴です。そのため、できるだけ早く治療を始めることをおすすめします。ここでは、「受け口」について詳しくお話しします。


受け口とは?


下の顎が上の顎より前に出ている状態が、「受け口」です。一般的に、かみ合わせたときに、上の歯列が下の歯列よりも前に出ている状態が正常です。しかし、受け口の場合、下の歯列が前に出ているため下顎が突き出たような輪郭となります。
下顎の骨が成長しすぎた場合や、上顎の骨が成長しなかった場合に起こる「骨格性」の受け口や、歯の傾斜によって起こる「歯性」の受け口に分けられます。日本人はもともと、上顎よりも下顎の骨格が大きい方が多く、受け口になりやすい傾向にあるのです。乳歯の生え揃う3歳ごろから、受け口の特徴があらわれはじめます。成長期の12歳〜15歳ごろになると、顎の骨が急激に成長し、受け口が目立つようになることもあります。幼少期の「受け口」は成長の過程で自然に治るケースもありますが、ほとんどの場合は治療
が必要ですので、気になることがあればできるだけ早くご相談ください。

受け口の方のお顔にあらわれる特徴

受け口は、歯並びだけでなく、顔の輪郭にも影響を及ぼします。受け口の方の顔には、次のような特徴があります。ご自身やお子さまなどで、当てはまるものがあれば、できるだけ早くご相談ください。

下顎が前へ出っぱっている


上顎よりも下顎の方が大きくなり、下顎が前へ出ることで、「しゃくれ」とよばれる特徴的な輪郭となります。

面長に見える


下顎の過成長によって「受け口」になっているケースでは、顎先が長くなり顔全体が面長に見えます。

中顔面がへこんで見える

横から見ると、顔の中央部よりも下顎の方が前に出ていて、三日月のように見えるのが「三日月顔」です。

下唇が厚ぼったく見える

受け口になると、下唇が上唇よりも前に出ているケースが多く、口を閉じたときに上下唇の先と先がつかないことも少なくありません。また、下唇が上唇よりも分厚く見えることもあります。

口が開いている


上下の前歯がかみ合っていないので、口をしっかりと閉じることが困難な状態です。口が開いていることで、唾液が蒸発しお口の中が乾燥しやすくなります。そうなると、お口の中にある細菌が活動的になり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。口臭の原因にもなりますので、できるだけ早めに改善するのがおすすめです。

口角が下がる


口をしっかりと閉じるために力が入ると、口角が下がる傾向にあります。機嫌が悪いような印象を与えやすくなり、円滑なコミュニケーションの妨げとなることも。

エラが大きい

受け口の状態を維持するために、筋肉が緊張し、咀嚼筋が発達しエラがはったような顔つきになることがあります。

受け口かどうかはどう判断する?

受け口かどうかは、専門家である矯正歯科で判断するのがおすすめです。まずは、ご自身で簡単にセルフチェックしていただき、矯正歯科を受診しましょう。

受け口のセルフチェック

まずは、正面から鏡を見て、上の前歯と下の前歯の位置関係を確認します。次に、口を閉じて自然に噛んだときの前歯の位置関係をチェックします。

軽度の受け口の場合

下顎がわずかに前に出ている状態で、ご自身では気付かないケースがほとんどです。日常生活に支障をきたすことはありませんが、見た目や発音に影響を及ぼすことがあります。

中度の受け口の場合

下顎が上顎よりも前に出ているのがはっきりとわかります。この段階では、食事や発音に影響が出ることがあり、早めに治療を始めるのがおすすめです。

重度の受け口の場合


下顎が上顎よりも大きく前に出ている状態です。顔つきや健康面にもマイナスの影響を及ぼす恐れがありますので、できるだけ早く治療を始めましょう。

受け口の診断方法


受け口の程度を的確に診断するために、専門的な知識や技術力が必要です。当院では、歯科用CTを導入し、骨格のバランスを分析したり、歯の位置関係や骨の質・高さ・形を確認したりしながら、的確な診断を行います。歯科用CTを活用することで、無駄の無い治療計画やリスク管理が可能です。患者さまのお話をしっかりとおうかがいした上で、精度の高い検査を行い、年齢やお口の状態に合わせた治療をご提案しますので、歯並びのチェックにお越しください。

受け口をそのままにしているとどうなる?

受け口は不正咬合の一つで、歯並びやかみ合わせが良くない状態です。しっかりと噛むことが困難となり、お口そして全身にさまざまな影響があらわれます。

お口周りで起こること

かみ合わせが悪い状態が続くと、次のような問題につながることがあります。

・磨き残しが多くなり、むし歯や歯周病になりやすい

・咀嚼(そしゃく)力が低下する

・一部の歯に負担がかかる

・口を閉じにくくお口の中が乾燥する

・発音に問題が生じる

・顎に負担がかかり、口の開け閉めが円滑に行えなくなる

全身の健康面に与える影響

お口周り以外にも、次のような影響が出ることがあります。

・身体が歪み肩こりや腰痛を引き起こす

・胃や腸への負担が大きくなる

・集中力が低下する

・見た目のお悩みにつながり消極的になりやすい

受け口かも?と思われた方は「梅田キュア矯正歯科」にご相談ください

「受け口」の治療は、お子さまはもちろんですが、大人になってからでも行うことができます。当院では見た目だけでなく、かみ合わせを重視した矯正治療を行っています。
マウスピース型矯正装置を使用した治療やワイヤーを使用した治療など、お一人お一人に合わせた治療をご提案することが可能です。必要な場合は、外科矯正治療にも対応しています。渋谷矯正歯科は、「阪急大阪梅田駅」から徒歩3分と駅から近く、土曜は18時、平日は20時半まで診療しており、お仕事の帰りやお買い物の途中などに立ち寄りやすいクリニックです。お一人お一人のお話を丁寧におうかがいし、適切な治療をご提案しますので、矯正治療が難しいと判断された方も、あきらめずにご相談ください。
※診療時間は2024年3月現在。
※マウスピース型矯正は完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※矯正治療は自由診療(保険外診療)のため公的医療保険の適用外となります。

そして、歯列矯正に興味がある方、気になっている方もぜひ一度梅田キュア矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。梅田キュア矯正歯科では、患者さまの悩みに寄り添いながら、お一人お一人に合った治療方法を提案させていただきます。無料カウンセリングはWEBまたはお電話にてご予約お承りしております(*^_^*)
心よりご来院お待ちしております!!

« »

カウンセリングのご予約
・各種お問い合わせは

WEBからのご予約はこちら お電話でのお問い合わせ・ご予約・無料カウンセリングはフリーダイヤル0120-067-600

ご予約・カウンセリングの
お申し込みはこちら

※現在感染症対策のため
ご予約が取りづらくなっております。

WEBフォームからお申し込み 電話でお申し込み フリーダイヤル0120-067-600
閉じる